ゴーヤ・茄子・さつまいもなどを収穫

10月8日に有機種子のターサイ・コリアンダー・ルッコラ・ミックスレタスを播種してみました。他にも玉ねぎのネオアースを初めて、穴あきマルチの中にでなく、葉物野菜を育てるみたいに播種しました。玉ねぎは、育ったらマルチに移植予定です。

玉ねぎが育つまでは時間がかかるのでそれまでに雑草をとったり、育てるための畝作りができるので、とてもこの方が週末農業には適しています。

にんにくに関しましては星野尾さんが育てていたジャンボにんにくをもらい、ポットに播種しました。通常のにんにくと比べると5倍以上の大きさです。歯ごたえが良くとてもおいしいと好評でした。

ジャンボにんにくと今年育ったにんにく

今回もにんにくの球根部分を種芋にするだけでなく、にんにくのつぼみをむしって種みたいなものも合わせて200個は播種しています。にんにくはとても生命力があると思っていますので、中がスカスカに乾燥してなければ、十分に種芋としての役割をはたし育ってくれます。

畑では、去年に播種した茄子の畝近くから、いつのまにか立派に収穫できるまで茄子が育っていました。種の生命力はすごいです。この茄子に関しましては、支柱がなくても問題なく育っています。こちらが手を加えなくても、一人で育つ証明ですね。自然に育つ茄子は、少し小さいですが立派なもんです。

こぼれ種で育った茄子

種から育てた茄子と買った苗を育てた茄子の畝です。ボランティアの方がきれいに雑草を抜いてくださってとってもきれいな畝になっています。

種からも育てた茄子

収穫した葉物野菜は赤茎ほうれん草とミックスレタスがほんの少しです。
いまだにゴーヤが収穫できます。支柱とか使わずにそのまんまです。暑さに強いだけでなく、寒さにも強いのかも。

まだ収穫できるゴーヤ

サツマイモはまだ甘みもあまりなく小さいですが、これから大きくなっていくはずです。ビールの役目を終えた麦でも十分に育ってくれます。

収穫したサツマイモ

白菜も虫食いが多いですが、この後ろに写っているのがすべてサツマイモで他にもあります。サツマイモほりは身近な方及び子供にとってのイベントですので楽しみの一つです。

白菜とサツマイモの様子



 

じゃがいもと玉ねぎの播種

じゃがいもと玉ねぎの播種を行いました。じゃがいもは1畝が15?20メートルぐらいの長さで4畝分で100個ほど植えつけました。じゃがいもの種類は赤アンデス・メークイン・男爵・キタアカリなど種芋を買わずに、夏に収穫したじゃがいもを使っています。

種芋として使ったじゃがいも

じゃがいもの畝には、地ビールの役目を終えた麦芽にEM菌と米ぬかを混ぜたものを使っていますので、無農薬・無化学肥料です。麦芽の中には虫がかなりいているので発酵に関しましては不十分だと思いますが、畝にまき耕しました。

白玉ねぎ楽しみです

玉ねぎに関しましては、麦芽にEM菌と米ぬかを混ぜた2畝に穴あきマルチを敷き、玉ねぎの種類は愛知白早生・知多早生3号・ネオアースを1000個播種し、さらに穴あきマルチを使っていない畝に玉ねぎのターボとネオアースを播種しました。麦芽などで玉ねぎを育てるのは初めてですので、3畝分を鶏糞をまきトラクターで耕し準備をしました。

穴あきマルチに防草シートを敷く予定

作業は一人でしますと6時間ほどかかります。しかも夜に雨が降るとわかっていたので、どうしても播種をしたい思っていました。今回は、玉ねぎが好評ですので、なんとか3000個以上は作りたいと考えています。

今年収穫した玉ねぎは外側から傷みだしているものや中心から傷みだしているものがありますので、外から区別がつかないこともあります。今でも健康サポート農園及び高槻の星野尾農園で育ったものも販売していますので、玉ねぎのご注文を頂いた時には外見からですともちろん商品として出荷しないのですが、中から傷んでいるものがありましたら教えて頂けたらと思います。

来週には、鶏糞をまいた畝をさらに耕し、畝たてし、さらに2畝分を準備する予定です。ジャンボにんにくも星野尾さんから分けて頂いていますので、ポットに植えて育てるつもりです。畑には、NPO法人がん克服サポート研究会のボランティアの案内を見て、一度お話した方が畑の方に興味を持たれて何度か手伝って頂いています。その方は、食用野草について研究し、見分け方などを山にいき教えたりした事のある方です。

その方に聞いて知ったのですが、とても厄介だと思った草も食べてみるとオクラ見たいにネバットして、おいしいので持って帰りますとの事でした。私から見て食べれるものでないと思っていた物が、その方にはご馳走であるというのにも発見ですし、草抜きが好きという事もあり、茄子の周りの雑草はきれいになり、なすがこんなに残っているんだと改めて思いました。まったく雑草を抜いてなかったので、とてもありがたいです。

ナスも2週連続40個ほどはまだ収穫できます。ゴーヤは4個ほどでサツマイモは試しに掘ってみましたがまだまだ小さいですが、十分に料理ができる大きさですし順調に育っています。さつまいもも地ビールの役目をおえた麦芽を使い、無農薬・無化学肥料です。

スタッフからもらった白ゴーやとでこぼこの少ないゴーヤ

スタッフからゴーヤをもらいました。この苗はコーナンで買ったそうです。ゴーヤの中でも苦味が少なく、確かに両方とも食べやすかったと思います。子供は食べてくれませんでしたが、来年は種が売っていたら試したいと思っています。

 

 

どう活かすのか?野菜編

ブラックボールスイカを切ってみました。黒いスイカというより緑色の濃いスイカで、みかけはスイカをひっくり返したりして育てていませんので茶色の部分ができたりしますが、中身はとっても赤く甘ーいスイカでした。

ブラックボールスイカを半分に

このスイカも無農薬・無化学肥料で米ぬか・麦芽・EM菌で出来たものです。ちなみに水やりは一度も行っていません。それでも中身はジューシーです。

ジャンボスイカもスイカの最後の収穫のときに採れました。今年は15個ほど収穫できたと思います。

かごの半分以上の大きさのジャンボスイカ

肥料を発酵肥料から麦芽に変えたことにより、動物性肥料から脱却できたのですが、麦芽は市販の売っているものでなく、ビールの役目を終えた麦芽を毎週週末に軽トラに満杯つめこみ、畑におろして肥料置き場にせっせと運んでいるので、お金を使わない分、とっても体を使い、それだけで汗だくです。

この暑さの時には、どれだけ市販の肥料が労力も時間もかからず、便利なものかと思ってしまいますが、麦芽を運ぶことをやめて、しんどいから違う肥料にしようという話をしたことはありません。(もっと野菜の成長に良く、植物性であまり労力がいらない物があれば別ですが)

正直ロハスを意識したり、人が使わなくなった資源の循環を自らの足で調達から、それを活かすためにこだわればこだわるほど時間はかかりますが、いらなくなった物を活かせた時は、ちょっとうれしい気持ちになります。

社内で作っている健康サポート専門店野菜を発酵させているのも、形や見た目が悪くてそれだけで買う事を敬遠してしまう野菜達から作り、野菜発酵エキスができるか試しています。今日試飲してみましたが、うまいっす。

社内で作っている自家製野菜酵素エキス

以前に滋賀で障害者の方の雇用と障害者の方の支援について講演を聞きに行き、親睦会の時に向かい合って座っていた方から琵琶湖の水草を肥料の一部にしているとお聞きし、とてもすばらしいと思ったことがあります。もちろん琵琶湖の環境にも良いですし、畑にも良いですが、労力はめちゃくちゃかかっていると思っています。

すべては何の為に行うのか?どう活かすのか?

高槻農園の星野尾さんからおすそ分けして頂いたらっきょも私はあまり好きでない野菜ですが、たまたまスタッフのかたにが毎年つけているとの事で作ったら味見させてくださいねという事でらっきょを渡しました。

作ってもらったらっきょは甘酢漬けとピクルスです。玉ねぎとあげにんにくを足して2で割ったカリッとした食感で、私がしっているやわらかいカレーについているらっきょとは大きく違いうまいっす。私のご飯のおともになっています。

その次の日にスタッフもとおかが作ったきゅうりとなすびの古漬けを頂きました。味はすっぱくこれまた違ううまさで、市販で売ってないような味で、ご飯のおともになっています。

左上甘酢らっきょ下ピクルス 右古漬けきゅうりとなす

どれもスタッフが時間をかけ手を加え、自分の好みの味に変えているのです。それを頂けてありがたいかぎりです。

鶏糞・牛糞を使わなくても育っている野菜

今までで一番大きなスイカを収穫できました。この畝と人参・さつまいもなどは、ビールの原料となる麦芽やホップに、米ぬかにEM活性液をくわえたもので育てています。動物性肥料(鶏糞・牛糞)を一切使っていませんし、無化学肥料で無農薬です。

健康サポート専門店スイカ

人参もいつのまにか雑草でわかりにくくなっている中、立派に育っていました。

雑草抜きしながら収穫した人参

こどもピーマンは種からでも十分に立派に育ってくれています。

種から育ったバジル(左下)・こどもぴーまん

ピーマン・伏見甘長とうがらし・なすも十分な収穫量です。かぼちゃは4個目でズッキーニはいつのまにかジャンボズッキーニになるぐらい1週間で成長します。

ピーマンがあっという間に何個も出来ています。

キャベツもかなり虫食いのあながありますが、毎週2個以上は収穫しています。葉物野菜は少なくなってきましたが、ツルムラサキの葉が収穫できるようになってきました。つるむらさきの葉はネバネバしてて、おもしろい食感です。うまいっす!

1週間分の野菜を収穫

 

さつまいもの苗も150本は買って定植しましたが、そこからツルが大きく伸び、200本切り取り定植することが出来ました。いつもながらさつまいもの定植したては元気がないのですが、いつのまにかしっかりと根をはやし元気になり、立派に育っていく姿は何度見ても美しいものです。

子蔓を定植したさつまいも(左)と親蔓となっているさつまいも

 

玉ねぎを収穫

今年は玉ねぎをおよそですが1500個ほどは育てていましたが、どれも玉葱が小さく、トウが多くたちだしました。大きく育った玉ねぎは、茎が倒れているので収穫は後回しにしています。今回はEMペレットのみの畝と鶏糞のみの畝とビタミン・ミネラルが豊富な肥料を使った畝とで育ちを比べてみました。もろろん無農薬・無化学肥料で作っています。

最初は、EMペレットで育てた玉ねぎが一番大きくなるのではと思ったのですが、一番立派に育ったのはビタミン・ミネラルが豊富な肥料を使った畝でした。鶏糞とEMペレットの畝はそれほど大きさも変わらなかったです。どの畝にも甘さの秘訣の米ぬかを何度かまいてもらっています。

小さいですが、今年は5回以上は米ぬかをまいている成果もあり今年も玉ねぎは甘いです。

玉葱の収穫

星野尾さんの農園では無農薬・無化学肥料で育てている人参が収穫できるぐらいになり、持っていただけました。長いので15センチほどでもう少しすれば、出荷できるぐらいまでどれも育つとの事でした。あと1ヶ月ぐらいで販売を再開できるかと思います。

星野尾農園の無農薬人参

他にもにんにくの大きさ順にジャンボにんにく・青森6片にんにく・島ニンニクを持って頂き、さらに珍しいアーティチョーク、らっきょなども持って来てくださいました。健康サポート専門店農園に比べてにんにくはどれもとても立派に成長しています。

ジャンボにんにく・青森6片にんにく・島ニンニク・アーティチョーク・らっきょ

にんにくは去年の残っていた種で100個ぐらいは育ったのですが、どれもこんな大きさではなくかなり小さいです。来年はこのジャンボニンニクを使い、育ててみようかと思っています。

アーティチョークを蒸して焼き半分に切りました

アーティチョークを5分ほど茹でてもらい、バターや塩をかけオーブンで180度にし、10分焼いてもらいました。上の写真の黒く囲っている部分を主に食べてみました。食感は、じゃがいもと里芋をたして2でわったような柔らかさでもあるし、アスパラより柔らかい感じでもあり、くせのない味です。うまかったです。

黒く囲んでいる部分も柔らかく食べれます
なんにでもあいそうですが、作るのにかなりの面積を要しますので、なかなか育てるまではふみだせない野菜です。星野尾さんはレストランにも食材を提供しているので、料理長にとってはありがたい野菜だと思います。らっきょに関しましては、毎年つけていたというスタッフがいましたので、味見をさせていただく予定です。
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