乳酸菌生成エキスが作られている現場へ

乳酸菌生成エキスとは何から出来ているのか?どのような環境で育った
物が原料なのか?などが気になり、静岡県の富士山が見える工場と農場
に見学に行ってきました。(この内容は2008年5月28日の話です。)

工場見学では、乳酸菌生成エキスを袋に入れる際には、ほこり・ゴミ
が入らないような工夫・安全性がわかり、とっても参考になりました。
(工場の環境などは別サイトで詳しく解説する予定です。)
乳酸菌生成エキス工場内 
乳酸菌生成エキス工場内

だが一番驚いたのは、乳酸菌生成エキスの原料である大豆を作って
いる農家さんに訪問したときです。

大豆は、完全無農薬と無肥料っていうことで、大豆を作っているのです。

・・・・・ここから取材した内容を一部公開します・・・・・・・・・

取材した農家の佐野さん:
大豆は、6月に種まきをしまして、大豆を10月の終わりに収穫しちゃい
ます。11月までには、畑が空く状態になりますので、ある植物(名前を
聞いたのですが直接会って聞いて欲しいので名前を伏せときます)を
一面に蒔きまして、それを緑肥としてすき込みまして、それだけが肥料
なんです。
乳酸菌生成エキスの大豆畑 
乳酸菌生成エキスの大豆畑 
2008年5月28日の写真

3tの量の植物をすき込んであります。1m以上になったところを、見計ら
いまして、花の咲く前に。花を咲かせちゃいますと、彼らの持ってる
栄養が花のほうにいっちゃいますのでね。

その前に肥料として使う分を全部すき込んで。だから、咲かせれば
きれいですけどね。咲かないうちのやつを肥料にします。

坂井:他に何も加えないですか?

佐野さん:はい。有機物としても残るし、窒素分とか何とかは、植物が
持ってるのが、ここへ戻してくれるわけですね。

坂井:虫などは寄ってこないのですか?

佐野さん:1番、大豆と相性が良かろうということで、ハーブを植えて
います。ここに、周りにあるだけでも違うんですね。虫って寄ってこ
ない。畑の中へ進入していくためには、こういう角から行きますんで
ね。これで、かなりの虫が寄らないでいただけるということですね。

坂井:なるほど、なるほど。あの、回ってるあれは風力発電ですか?

佐野さん:あれはね、土壌消毒から何から一切してないもんですから、
モグラが好むんですね。そうしますとね、畑をポコポコって、例えば
これに大豆を作付けしたあとでも、これからモグラは8月ごろまでは
もの凄い活躍しますんでね。その間に土をこう下を通るもんですから、
根っこをくずしてあげちゃうもんですから、あの音でいやがって置い
ているのです。

坂井:無農薬はもう何年ぐらいやってるんですか。

佐野さん:もう15年ぐらい続けて全く同じとこで。本来はこれ移動す
ればいいですけど、畑の関係もありますんでね。

坂井:ずっと大豆ですか?

佐野さん:はい、大豆だけです。これがもう、乳酸菌生成エキスの原料
になるものですから。豆乳を作って乳酸菌を培養させるものですから、
今、ご案内のように、大豆製品っていっても北海道でも作りますよって
言っても、無農薬で作ってるとこは殆ど指折りしかないですよね。そう
しますと、収穫が半分以下になっちゃうんですよ。ですから、自分で
作る以外無いということでね。

坂井:なんか本当に何でも育ちそうな環境やなってふと思ったんですけど。

佐野さん:大豆っていうのはね、北海道が1番気候の関係で良いみたいで
すけどね。この辺あのうっとおしさ、湿度の高さにも、あんまり好むも
のじゃないですよ。水がね。ある時期までは、芽を出して育つ。

6月に何故種を蒔くかというと、6月が1番雨量が多い。その後はね、
夏前でもカラッカラでも育つんですね。その時に水、湿度が多いと
あんまり良い成績にはならないっていうことがありますし、我々は
乳酸菌生成エキスをまくんですよ、ここへ。畑にかけます。
人間が飲む量ぐらいのこういうやつを、ドドドって。ここに1回に
約3tぐらいまきますんで、。

坂井:それはどれぐらいの時期にまくんですか?

佐野さん:成長に合わせまして、あんまり花が咲く前にやりますと、
遅れるんですよ。うちのやつ遅れます。乳酸菌生成エキスをかけます
とね。花が終わって栄養成長から生殖成長に変わったところを見計
らってかけていきますと、良い実がとれる。飲んで元気になるのと一緒
ですね。植物も人間も全く構造的には同じですね。

坂井:1回まいて他に何かしますか?

佐野さん:計3回まきます。

坂井:それは、どれぐらいの間隔をあけてまくのですか?

続きは次回に掲載いたします。