医学博士亀井勉先生に取材

亀井先生は内科医でしたが、薬には副作用がある事に疑問を感じ代替療法に注目するようになったそうです。薬(化学物質)はもともと地球上になかった物質を作って薬にしているので、何年先かに思いがけない副作用がわかったりする事もあると考えられています。

血液脳関門で脳にその物質を入れて良いのか選別していますが、化学物質は選別できにくいですし、脳への影響もあるのではないかと思われているそうです。

自然の成分より、何かを加えたものであればまだ副作用は少ないのでが、自然のものでも附子(ぶし)という漢方薬でちょっと使うと細菌感染に効きますが、附子(トリカブト)は多く採りすぎると死んでしまいます。自然のものでも使い方を間違えると命に関わるものもあります。

癌治療の場合は、抗がん剤・放射線をすると腫瘍マーカーがさがったりしますが、正常細胞もやられてしまいますので、がん細胞のみをやっつけるビタミンC療法は正常細胞には影響がないので良いのではないかと思われているそうです。他にはエビデンス(検証結果・臨床結果)を国際英文紙に出ているものでタヒボなども良いとおっしゃっていました。

健康食品を選ぶ上ではエビデンス(検証結果・臨床結果)が国際英文紙に出ているかどうかも判断基準でもあり、使った人がどうなのか?という事も判断基準だそうです。

亀井先生が研究しているのは、精神神経内分泌免疫学で脳波を変化させる事だそうです。脳波に影響のある伝統的な事でヨガ・座禅などがありますが、きわめるまで時間がかかってしまいます。そこで簡易的にアルファ波・シータ波の増幅・強化を行える機械を共同研究しているとの事です。

アルファ波・シータ波の増幅を行うと、NK細胞・ヘルパーT細胞なども増幅され、免疫力をあげることができ、がんの進行をおくらせたり、早期であれば治る可能性があがるのです。

今では副作用のない健康増進法を目指しているとの事でした。日本がん・難病サポート協会でこれからもお会いすることもありますので、また脳波の機械についてもお聞きできたらと思っています。