北陸に行った時に富山県にある就労継続支援B型事業者に見学に行きました。そこではヒバ・ヒノキのチップの計量、その計量したのを袋詰めを行い、機械を使って封をするまでを分担して行っていました。
他にも国産の木(ヒバやヒノキ)を使用した木のハガキ、しおりの制作の準備及び練習を行っていました。。
このチップはとても良い臭いで、この木に触れているだけで癒されるような感じです。
この就労継続支援B型事業者は訪問看護からスタートし、在宅に訪問リハビリとしてご利用者さんに関わっていく中で、どのようにして社会復帰をしていくのかなど生活に関わることで深く関わっていきたいと思い、作業療法士の方がサービス管理責任者になったというお話も聞けました。
このように訪問リハビリの方がサービス管理責任者になっているパターンは初めて知りました。他にも農園と農福連携して作業も行っているらしくて他の事業所では農作業も行っているそうなのです。
2件目の就労継続支援B型事業者は神戸にあり、ハウス栽培でシイタケ・キクラゲ・たもぎ茸を菌床栽培をしていました。ハウスでキノコを作っているのは初めて見ました。しいたけは、10日ほどでできるらしくて365日作業があるというイメージですが、土日は温度管理を行いながら収穫をしなくても良いように調整しているそうです。
菌床栽培シイタケ
菌床栽培タモギタケ
それと一度収穫したら菌床に浸水させるみたいですが、今までは桶に水を入れて大変だったそうですが、菌床に水がしみこむように圧をかける機械があり、それですと1時間ぐらいで作業が完了するそうなのです。
ここでは自社で菌床作りをするのでなく、他社から菌床(種菌からキノコが育つ培地)を期間をずらして仕入れて棚に並べていくとの事でした。
しいたけは同じ菌床を数回使い、廃棄する菌床は農園もあるらしくそこで肥料として使っているそうなのです。ここではシイタケを選別して道の駅や小売りを行ったり、乾燥させたりして干しシイタケとしても販売をしていました。
農園もあるのですが、シイタケ栽培はほぼ同じ利用者さんが行っているみたいでした。
私は雨の時は、ハウスなどで作業を流動的に行えればと思ったのですが、農園担当の方は雨が降ると休まれる方が多いような感じでした。
特性によって作業を色んな事をやってもらうのでなく、同じ事をする事が多いような気がしました。
どのような事で事業としての可能性が広がっていき、いかに工賃を高くお支払いできるかは色んな事業所を見学しながらヒントを得られたらと思っています。
今までは菌床栽培をするにはハウスの土台としてコンクリートを流してビニールハウスを作らないといけないものだと思っていましたが、ここでは砂利にシートをして行っていました。コンクリートを使う使わないだけでも、農地のオーナーさんにとっては貸すときのイメージが違いますので、見学に行って良かったと思いました。
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養鶏と畑を見学
箕面市で養鶏を100羽ほどしている方のご友人に紹介してもらい見学に行ってきました。場所はとても見晴らしの良い所で、周りは畑が多く、家は何件かありますがとても良い場所でした。
しかも水にも困らない場所ですが、この辺りで箕面市が業者に貸すために整備をする予定だそうです。ここでキャンプ場が出来る予定らしいので木の減少や水の流れが変わるかもしれません。
鶏は品種は色々らしいですが鶏の中でも役割があり、オスは人間が来たらつつきに来るらしく、ある鶏は見回りをしているそうなのです。力をあわせて鶏の中でも集団生活をしていると聞いてびっくりしました。
卵は1日60個ぐらい生むみたいです。鶏には抗生物質なども使っていなく、自然の中で育っているのです。なのでその卵は貴重で、1個100円ですが残り3つほどしか売り物はありませんでした。
イタチやキツネには夜になると鶏たちが小屋に入っていくので、襲われる事はないみたいです。安全な場所なので逃げる事がないそうなのです。
養鶏場を見学した後に、畑も見せてもらいました。ミントが広がっていたり、イチゴの苗が草むらに隠れていたり、こんな状況でイチゴの苗が残るんだとすこしびっくりしました。
他にもマコモダケを水路に植えていたり、水がない所で育つ米のオカボ(陸稲)を団子に種を入れて蒔いたそうなのです。
周りの畑では慣行農法が多いので、このような自然栽培を見るととても面白くて勉強になりました。そして自然栽培とエッセンシャルオイル(精油・アロマ)を実践されているので褥瘡に何が良いのかを聞くと、ラベンダーのエッセンシャルオイルを使い、クリームに数滴入れて使って見たら良いと聞きました。ちなみにエッセンシャルオイルはベルギーにあるプラナロム社がお勧めとの事でした。
週末農業では、雑草を刈って玉ねぎを90キロほど収穫しました。ほぼ腐らず良い状態で玉ねぎが生きていました。
他にはさつま芋を40本ほど定植したり、防草シートを畝の間に2つ分敷いたりなどです。おかげで週末の運動だけで体重が4キロほど減量出来ているので好きなことをやって減量が出来ているので良いのかもしれません。
12年目の玉ねぎ採り
今週は、幼稚園児による玉ねぎ採りがありました。今年も全体で600人以上です。今年も大きく玉ねぎが育っていました。今回の玉ねぎには使用済み酵素を入れたりしています。
毎年、何をすると味が良くなるのか?大きく育つのか?は試行錯誤です。このように幼稚園児による体験農園で喜んでもらえると一安心なのです。
園児は、タマネギが小さくても大きくても採れた事でとても満足そうです。小さいからダメ、人にあげても喜ばれないとか言う人もいますが、私達はみんな同じように育て、同じようにしています。
何歳になっても採れた感謝、そのような機会の感謝は忘れないでほしいと思います。
ミャンマーのスタッフは好んで小さい玉葱を選びます。文化の違いでミャンマーでは売っている玉ねぎは小さいのが多いらしく、そのまま小さいのをスープに入れて食べるみたいです。なので今年は小さい玉ねぎが多いのですが、ミャンマーサイズとしてスタッフが買ってくれるので助かっています。
なので小さくても必要な人・喜んでくれる人はいますし、貯蔵も長持ちして良い所があるのです。
話は変わるのですが、以前にグループホームの開設をしたくて住民説明会をした時に施設での介護経験のある方が、便を投げる方がいるという話を聞きました。全く精神障害とは関係がないのですが、認知症の症状と混同して話をしている方でした。
「マンガでわかる認知症の人が見ている世界」を読んでみると、アルツハイマー型認知症が重症化すると嗅覚の衰え、形状が似ているものと間違えるそうです。
その事を教えてくれた人は、障がい者の方も同じように思っていたのです。人の事を理解しようとしなければそのような行為だけを記憶して、どうしてそのような事が起きたのかまではいきつかないのです。
勉強会の先生が、人間釈迦4冊を読んだ方が良いという事で1冊目を読んでいます。その中で悟りを開くには、執着、偏見をすて中道の見方をする。ねたみ、怒りなどの執着から離れるには反省を積む事。そして心と肉体の調和が行われると書いてあります。
体に不調がある事はもしかしたら何かに執着して、反省が足らないのかもしれません
。久しぶりにカウンセラーの方と会って話を聞いたのですが、治らなったアトピーが話をする事で3日間で治った方がいるとの事。
人の話を聞いて気付く事や改めて思いなおす事があります。
今週も農作業を週末2日間行い、2つめのムクナ豆の単管の組み立て完成と防草シートが風で吹き飛んでいたので2時間半でなおしたり、さつま芋のツルが伸びてきたので、ツルを切って植えつけたり、プランターにまとめて入れいた生姜の植え付けを行ったりしました。
左が1カ月前に植えつけたサツマイモ、右がツルを切って植えつけたさつま芋
人の強さ・やさしさ
去年の10月頃にお会いしたホテルオーナーと紹介してもらった方と初めて沖縄で打ち合わせを行いました。紹介してもらった方とはメールや電話でやりとりを行っていました。その方は、ほぼ休みなしで両親の介護をしながら仕事を行い、寝る時間は3~4時間で数年生活してきたとの事でした。
その方が話をしたあとに「しみったれた話をして申し訳ない。」というのですが、私からしたら両親をとても大事にされていてすばらしい話です。
それと、私達が止まっている部屋の近くに平日7時~23時までお惣菜やお弁当などを販売している上里商店というお店があります。そこは家族で交代しながら運営しているそうなんです。しかも朝の3時ぐらいから仕込みを行っているとの事。
それだけしか聞いてませんが、そんなに頑張っているお店はどんな所かととても見に行きたいと思いました。
あまり普段は頑張っている事や努力している事は語らない方もいてます。その人の中身を知ろうとしなくて、人を判断したり、あうあわないなどを考える事もあるかと思います。
見学に行った京都の塾オーナーは、自分から話をしない先生には、自分が声をかけ、先生及び生徒は何を求めているのか?を常に聞き出し、話をしていると言われていました。その方は、NLP(神経言語プログラミング)の資格も勉強されていて、実践されているのです。
スタッフの面談もほぼ全員終わり、わずかな認識の違いや生き方や考え方の違いが少しわかりました。
例えば、横断幕に屋号や電話番号を記載していて、見えにくいからもう少し、上にあげてほしいと伝えたのですが、数日たっても変わっていませんでした。そこで、聞いてみると、上にあげるために椅子を買うと思っていましたや色々やっても無理と聞いています。などの話でした。
人の話を鵜呑みして、確認をしなければ、そうなんだ!と思い、あきらめます。たが、実際にチェックすると、いとも簡単に上にあげる事ができるのです。そこで解決しました。
普段から詳しくどうしてなのか?を詳しく聞かないと、間違った認識のまま進むこともあると、勉強になりました。
上里商店はお休みでしたので、近くのOOLOO(オールー)に行ってきました。
オーシャンビューで、とてもいい感じです。スタッフの方は学生さんでしたが、わからないければすぐに聞きに行ってくれて、とても親切でした。
しかもスターフルーツまで持ってきてくれてどんなフルーツか見せてくれました。人の優しさほどありがたいものはないと思いました。
どれも美味しくて、眺めも良くてとても良い場所です。
Tenku terrace OOLOO(オールー)
沖縄県南城市つきしろ1663
時間: 11:00~
電話: 098-943-9058
定休日 不定休
「心が救われる治療!」無償での医療活動を行うジャパンハートとは
ミャンマーでは23年前では32万人に対して1人の医者のみだったそうです。
急性盲腸が数万円。点滴1本が1カ月の労働賃金の費用がかかり、1日50円の賃金であった農家にとっては医療を受けれる現状でなかったのです。
そこで吉岡先生は1995年に「死んでも心が救われる治療。大切に人を扱う」と心にきめてジャパンハートとして、ミュンマーで何も設備がない所から無償での医療活動がスタートしたのです。
そこで何も設備がない中、できない理由を探し、患者さんを追い返していたが、「必ず手術をしよう!」と決めて、自分のお金で器具・薬を買い集め、手術台は大工に作ってもらい、2時間しか電気がこない中、半年で行き場のない患者さんを迎え入れ手術ができるようになったのです。
年間3000件~4000件の手術を行っているが、ミャンマーでは政府以外の病院以外では抗がん剤が手に入らないという事もあり、抗がん剤も手に入るカンボジアで2018年8月に小児医療センターを設立。
それまでにカンボジアの病院3カ所で手術なども行い、関係を築き、その内の一つの病院の敷地の中をかりて、病院の建設ができたそうなんです。
設立までの7月31日までは極めて生存率が0%に近かった腎臓・肝臓などの病気が、一気に病院が出来たことにより、良くなる方が増えたのです。
日本では少子高齢化で子供の手術がなかなか経験できない事もあり、ジャパンハートへ休みを利用して、若手の医者も手術を通じて勉強にいくそうなんです。
看護師も研修費を払ってまでボランティアに行くのです。そこでは看護師が点滴を50本ほど買い、1本の大事さ、失敗すれば1人に使う事が出来なくなる重大さを学ぶそうなのです。
スマイルスマイルプロジェクトでは、1人で旅行に行けない子供の為に旅先の近くの病院の確保から主治医の許可などの確認をしたうえで、旅にいき思い出を作るサポートまで行なっているのです。
そこで両肺に無数の小さなガンがあった子供が、USJに行った後に肺に水が溜まっているのが引いた事などもあったそうです。
楽しい思い出をもっと作りたい、もっと生きたいというような希望が奇跡のような不思議な事があったのではと教えてくれました。
小児の学会で今ではジャパンハートと小児外科がどうやって付き合っていくのか?というテーマになっているそうです。
今では毎月トップレベルの医者の協力もあったりするそうです。
ジャパンハートの吉岡先生は、医療界の取材を行っている人より、タヒボを紹介してもらった事をきっかけに、タヒボを知り、タヒボジャパンは協力するようになったのです。
そこで、タヒボも使ったりするそうです。このような具体的な話を聞きに、東京大学で行われた国際タヒボ医学研究会シンポジウム2018で勉強してきました。
写真左 看護師の伊藤さんからも懇親会では、医療の届かないところに届ける一環として、離島にも医療を届ける取り組みも行っている事が聞けました。
ジャパンハートは、ミャンマー・ラオス・カンボジアで無償の医療活動を行っています。そして、日本も含めてスマイルスマイルプロジェクトでは、家族で行きたかった場所へ行くためのサポートまで行っているのです。
是非とも、多くの方に知って頂ければと思います。