味噌汁を飲んでも血圧上昇はしない

ムクナ豆の味噌の仕込みをマルカワみそさんにお願いしています。マルカワみそさんは「国産原料、オーガニック、無添加の原料を使用する」というのが基本方針で、添加物などを一切使用していないのです。しかも大豆は自社農園で農薬不使用の自然栽培大豆も栽培しているのです。



そしてマルカワみその麹、甘酒、味噌、三五八漬けなどは全て天然の麹菌を使用して製造していています。

蔵付き麹(くらつきこうじきん)とは日本の醸造製法の一つで空気中には腐敗する菌もいますが、醗酵する菌も存在します。そのため、大豆などの穀物を用いて味噌蔵の中に置いておくと、醗酵の菌が付着しており、その付着した菌でお味噌や醗酵食品を作っているのです。

そして菌が住みやい伝統の木桶仕込みを使い、約10ヶ月じっくり天然醸造で非加熱などの色々なこだわりがあります。そして塩も海の精、キパワーソルト、天然塩など色々な塩を使ったりして体に良い味噌づくりにこだわっているのです。

そのマルカワみそさんが玉ねぎ麹、ニンジン麹など試食用で持ってきてくださいました。この人参も自然栽培でマルカワさんが作っている人参でそのまま食べても美味しく、ニンジン麹もとても美味しいのです。また玉ねぎ塩麹もとっても美味しいので、タマネギが出来たら是非ともマルカワさんにタマネギ麹を作ってもらおうと思いました。

それと味噌で減塩が良いなどが言われているみたいですが、共立女子大学教授 上原誉志夫(うえはらよしお)先生のみそ汁と塩分に関する最新研究「習慣的味噌汁摂取が血管年齢に与える影響」(第36回日本高血圧学会総会/平成25年10月26日発表)によると、みそ汁の摂取頻度と血圧の間に関係性は認められいそうで、1日1杯程度のみそ汁のある食生活が血管年齢を10歳程度改善する傾向があることも確認されているそうです。

ムクナ豆味噌が出来上がるまでは10カ月かかりますが楽しみであります。

ブルーベリー農園を見学

紹介をしてもらい近くのブルーベリー農園を見学に行ってきました。ブルーベリーのポットは土でなく、軽石とスポンジをミックスしたような軽いもので敷き詰められているため、風によってポットが倒れる事があるとの事でした。



ブルーベリーをポットごと移動するのがとても容易なのです。しかもすべてタイマーで制御されており、液肥と水を自動的にあげる仕組みになっているのです。

ブルーベリーは2年生の苗を使っているらしく、1年目から実がなるらしいですが、花は落としていき収穫はせずに、翌年から収穫をしていくそうです。

やはり実が大きいのが人気らしいのです。ブルーベリーは150本ほどあり、水を一時はくみ上げていたらしいですが、それでは効率が悪いので、水道の排水管を自分で工事したり、試行錯誤で色んな事をされているのです。

獣害対策で周りに単管をしてネットを張ったりしますが、その単管もスクラップ場で安く買い、自分で単管を裁断して調整するそうなのです。獣害用の電気柵には、車のバッテリーを使ったり、耕運機などの農業器具もオークションで買ったり、色んな事をしながらいかに安くできるかを模索しながら行っているのです。

燻炭も昔の農家の家にはあったというコメの貯蔵用のドラム管みたいなのを改造し、燻炭を作っているのです。サツマイモを7000本植えて、体験農園をしたり、バーベキュー場所を作ったりしているのです。

しかも簡易トイレを改装され、水栓トイレを作ったり、バーベキューの所にある机もお金をかけずにリサイクルしたり、あらゆる所に知恵と努力が詰まっているのです。

卸先の要望で、ニラ、ねぎなどを作ったり、なめこ、シイタケなど原木栽培したりしているのです。しかも原木の木は、山から採ってきたりするそうなのです。百姓とは、百の仕事ができるから百姓と聞いたことがありますが、まさしく百姓であり、何でもする方だと思いました。



しかも農業に関する役員も色々とされているそうなのです。努力をすれば農家も色んな方に喜んでいただけて、売り上げもあがっていくなど何でも教えて頂けました。ご縁でとても勉強になりました。

Bean to Bar(ビーントゥバー)

今年の7月末にカンボジアに行く前にカンボジアのカカオ豆の農園を行い、チョコレートを製造している名古屋のチョコリコ(choco rico)さんに電話をしたことがありました。

とっても食べたいと思っていたので、名古屋のお店でチョコレートを買ってきてもらった際に神戸のフェリシモのイベントで店舗出店するという情報を聞き、行ってきました。



カンボジア国内にはいまだ600万個もの地雷や不発弾が埋まっていると言われ、内戦終結から40年以上経った今でも、年間100人近くの人が地雷の被害にあっているそうなのです。地雷被害にあった人や貧困層に少しでも貢献し、教育を受けて自らの力で切り開いていけるような貢献や支援ができたらという思いがあり、チョコレートでみんなを笑顔に。カカオで世界を幸せに。をかかげ運営を行っているのです。

なのでカンボジアで自社農園もはじめられ5-6へくたーるまで(1ヘクタール10,000平米)増やす予定があるそうです。種から苗木にするまで約8カ月、さらに収穫するまで2年ほどかかるみたいです。

チョコレートの製造も初めてだそうですが、どうやったら美味しくなるのかを何度もテストした結果、混ぜてねる時間から熟成期間、どの素材との組み合わせが良いのかなどを試した結果での商品とのことでした。すべての商品のこだわりがありすぎてたくさん買ってしまいました。



カカオ100、86、72を食べて見たのですが、100でカカオの素材本来の味がわかります。へんな苦みはなく、まろやかです。86になるとカンボジアのバームシュガーのみが入っていて、とっても食べやすくなります。

カンボジアのバームシュガーは、15~30mの高さのヤシの木に登り花序から採取する蜜で作られる無添加の天然パームシュガーを使っているのです。

イベントに行ったときには、数年前からのチョコリコのファンの方から色々とお話もお聞きし、その方も大阪の方なのですがBean to Bar(ビーントゥバー)で検索して、名古屋のお店まで買いに行ったことがきっかけと教えてくださいました。

そしてカカオ豆の生産から一貫してチョコレートを作っているのはすごい珍しく、他のお店は輸入したり、業者からカカオ豆を仕入れて製造しているところが多いのです。

現地の方よりダイレクトトレードを行い、通常の4倍以上の値段で買い取っているので、歩留まりが99%で1%ほどのロスがあるとの事でありえない数字でした。通常は20~30%ぐらいは使えない豆や何かが混じっているので、よっぽどの信頼関係で成り立っていると思いました。

フェアトレード認証を取らないのも色々なお金がかかるみたいで、そのようなお金などはカンボジアの方から買う金額にまわして少しでも貢献したいという思いを強く感じました。誰がどのように製造しているのかわかる素材を使い、チョコレートを作っているのでとっても安心して食べられるチョコレートだと思いました。

話を聞いていると良いな!私もチャレンジしたいと思いました。

ペカンナッツの木

京都で果樹を販売している会社があったので見学に行ってきました。そこにはペカンナッツ(ピーカンナッツ)の立派な木があり、15メートルぐらいはあると思います。剪定はしているのかわからず、樹木の周りは特に何もする事なくほったらかしで実は出来ていて、下にかなり落ちていました。



このように実が採れるまでは10年かかるみたいです。箕面市では実生ゆずがありますが、実が出来るまでには18年かかるのです。なので接ぎ木のゆずから始めてみようと思っています。

果樹は美味しく育った時期には鳥などの被害もあるらしく、その対策も必要みたいなのです。

鬼ユズ(シシユズ)という果樹もありましたが、ブンタンの仲間らしいのですが、大きな実をかなりつけていました。



無農薬で育てたいと思っていますので、それでも育ちやすい果樹を探しながら植えてみたいと思っています。

物の価値、活かす事がわかならなければ目の前に落ちていいても、なんにも手を付けられないし、そこに労力やコストを考えるとあえて捨てる事もあるかもしれない事がわかったので、そこに新たなビジネスのチャンスがあるのかもしれないと思いました。

アトリエハウス「輝きステーション」

就労継続支援B型事業所のアトリエハウス「輝きステーション」に見学に行ってきました。ここでは利用者の方の個性を活かすために、一人一人がアートなどで食べていけるようにサポートをしているのです。なので利用者の方は自由に作品作りに専念できるのです。



とても面白い試みだと思いました。しかもジャンルは問いませんし、利用者のやりたい事をできるだけサポートしたいという思いですので、農業がしたい方がいれば、農地はまだないのでまずはプランターなどでと一緒に考えるので、出来ないなどと断らないそうです。



しかも内職などの下請けなどは行わないそうなのです。

展示しているお店も見せてもらいましたが、とても面白い作品が多いのです。全てハンドメイドで世界に1つだけの作品となっているのです。地域の方に知ってもらうためにつながるマルシェにも出店してイベント参加・企画なども行っているのです。

代表の北野さんには以前にグループホームの見学もさせて頂き、大変お世話になっています。今回も色々と教えて頂きとても勉強になりました。

このように事業所の方は想いがあり、その実現の為に色々と教えて頂けるのですが、箕面市の広域福祉課と電話で話すと、私達が開設した就労継続支援B型事業所では利用者が0人でも常勤換算で5人は配置できてますか?それで箕面市は認可をおろしました。との事でした。

そこで電話で就労継続支援B型事業所の常勤換算は2.5人ではと確認しても話にならず、部屋の大きさで利用者がいる際に配置は5人と確認したが、認可の要件で常勤換算が5人との事。

利用者が0人でも常勤換算で5人としか言ってこないので、こちらが緩和策ができないのか?と考えてもらえないのか?と言わないと話がおさまらないのです。

そして2日後に広域福祉課から事務スタッフに電話があり、事務所の近くによるのでと軽く話す程度だと思っていたら4人で事務所に来て、現状を確認させてほしいとしっかりと準備をされてきたのです。

色んな事があるのですべて勉強になりますが、こんな事もある事を知って頂けたらと思いました。認可の際に配置は5人なのでそれで体裁を整えるために資料をだしてくれと言われて言われるがままにして常勤換算で利用者が0人でも5人になっているのです。

なので開設地域の役所によっては色々だと思いますし、関係機関、働く人も管理者もみんな色々な考えがありますが、同じ方向をみて出来る人でないと、考えなくても良い事まで考えないといけないので、もっと慎重にした方が良い、まだまだ勉強をしろという事だと思うので振り返りながら進んでいけたらと思っています。