今回は、「がん患者学?長期生存をとげた患者に学ぶ」
柳原 和子さんの書籍を読んでとっても良かった部分を
抜粋してご紹介したいと思います。
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の女性患者向け
新聞コラム欄より
「がんはあなたの何を不可能にさせるだろうか?」
がんは愛の力を弱める事はできない
がんは希望の扉を閉めることはできない
がんは信頼する気持ちを腐らせることはできない
がんは平和を食い荒らすことはできない
がんはあなたの自信を破壊する事はできない
がんは友情を抹殺できない
がんは思い出を捨てさせることはできない
がんは勇気を沈黙させることはできない
がんは魂を浮遊させることもない
がんは永遠の生命を縮めることができない
がんは精神の炎を消す事はできない
他にもUCLAである肺がん末期を宣告された患者が末期から
生還した患者たちにインタビューを行い、先輩たちに学んだと
おり実践し、自らも完全治癒した。その体験をまとめなおした
著作からの要約、抜粋の中で
「がんを告知されたときなすべき51のポイント」が書かれて
ありました。
☆怯えるな
☆責任感を取り戻そう
☆医師に自分のがん、組織、進行度、治療法について詳しく説明を
求め、質問しよう
☆セカンド・オピニオンを聞こう
☆がん教会に連絡しよう(日本であるなら、がんに関する本を資料と
して集め、知る)
☆静かな気分で、自分の置かれている現実について考える。
☆治療について、そのメカニズム、方法、薬の量、副作用について
理解しよう
☆主治医に対する信頼度を評価しよう。(信頼できないなら、
その理由を考え、治療が始まる前に別の医療機関を探すこともいい)
☆治療が始まる前にもう一度、みずからに問いかけよう
「この治療が本当に自分にとって正しい、と信じているだろうか?」
☆治療について時間をかけて何度も考えよう誰にも決断を急がせること
はできない。
☆決心!決意は力だ
☆インフォード・コンセント、理解できるまで、納得がゆくまで徹底
して説明を繰り返し聞こう、質問をしよう
☆決心したら、あなたが受ける治療を信じよう
☆がん体験者の話を聞こう
☆医療チームとは徹底して話し合う
☆あなたの問いに医師が答えてくれない時は別の医師があなたを助けて
くれるはずだ
☆あなたの経過、検査結果などの経過について確認し続けよう
☆よりすばらしい生き方(感情、精神、肉体)を探しだそう
☆あなたには自分の生き方を選ぶ責任がある。注意深く、日常生活を
反省しよう
☆回復への自分なりのプログラムをたてよう
☆煙草は絶対に禁止
☆体重の増加に注意
☆新鮮な果物、野菜、全粒の穀類を食べる
☆毎日コップ八杯の水を飲もう
☆なぜ今食べたいのか?精神的、感情的欲求なのか、空腹なのかを
チェックせよ
☆自分に合った健康補助食品を探そう
☆運動、そして自分に必要なリハビリを心がける
☆熟睡しよう
☆自分の参加できる患者団体、クラブ、サポーティンググループを
探そう
☆病から精神的に解放される本を読もう
☆信仰心を持とう
☆自分の症状の進行に合わせて、その都度、がん闘病計画を組み立て
なおそう
☆独り言は寂しさ、孤独感を増すばかり、やめたい
☆毎日その日の自分を励ます格言を選ぶ
☆ストレスから解放されるように心がけよう
☆美しく装う練習
☆副作用を最小限に抑え込むための医師との相談、研究をする
☆病からのメッセージを理解しよう
☆今を生きる
☆遊ぶ時間を作る
☆治癒力を高めるために、笑おう
☆あなたの人間関係を再評価しなおしてみよう
☆なぜ?という問いに溺れまい
☆自分自身の規律を作り、守っていこう
☆精神的な目で自分の人生を見直してみよう
☆自分の精神力の成長に価値を置こう
☆あなたの身体、心の声に素直になろう
☆自分を許そう
☆感謝の気持ちを大切に
☆無条件の愛を
☆他の患者たち、家族、友人たちと希望を分かち合おう
(UCLAメディカルプラザ主催 まさかのときに役立つ新聞より抜粋)
正直ここまで抜粋してもいいものなのかと思いつつ、どこからからの引用か
わかれば大丈夫だと思い、紹介いたしました。
勇気が出る言葉・情報などがありましたら、私に気軽に教えていただければ
嬉しいです。
「がん患者学?長期生存をとげた患者に学ぶ」 柳原 和子さんの書籍
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