見ようとするきっかけ

月曜日で幼稚園児のジャガイモ掘りが終わりました。計670人ほどが来てくれました。最終日は3歳の子供達です。自分達で掘るのではなく、先生や手伝いに来ている母親の方達が掘り、それを子供が集めて箱に入れるのです。掘るのが楽しみだと思ったのですが、集めるだけでもとっても楽しそうです。

だが中には、もっとじゃがいもを見つけたいという子もいて、取り損なっている場所を教えると素手ですぐにつかみに行く子、採りたくても他の子にゆずる子、目の前にジャガイモがあるのに気付かない・わからない子など様々です。

社内のスタッフと食事に行った時に枝豆の殻入れをあさっていたらそこには枝豆はないですという事でしたが、探すと食べてない実が入っているのがあるのです。それを見たスタッフが人の食べたものが入っているので危ないと言って私が取ったものを取り上げて、実のあるものを用意してくれたのです。

ないと人に聞いたらないと思い込み、探さずにいるのか、なんかおかしいと思い探そうとするのか、何かあるのではと思い探すのか、人の口にしたものがコロナの影響もあり危ないと思うのか、危なくないと思うのは日頃からどれだけ健康でいるための取り組みを行っているのかなど本人に動機を聞かないとわかりません。

他にも私が人に対してよく忘れると言えば、私に対して良く忘れてますよという返しがあった時にまったく認識が違うと思いました。仕事・タスク・依頼について忘れていると思っていても、相手は言っている事が変わる・忘れるという認識であったりするのです。

食事の席でも好きな所に座る場合でも何も考えずに空いている所に座る人、普段から話さないからあえて近くに行く方、話慣れている方の近くに行く方など

観察によってある程度の事は見てわかりますが、人の考えや想いを知ろうとしないとその人の本質・信念は見えにくいものです。

仕事だけでなく、人とのコミュニケーション、人との付き合いによって、自分の知らない事や考えに触れて、その人の信念を理解し、どうしたら人間性も磨かれるのか?も考えながら仕事に取り組めるような時間を持ってもらうようなバランスも大事だと思いました。

土曜日・日曜日と妻のご両親・子供達に手伝ってもらいながらあわせて3000本ほど玉ねぎを定植できました。今の時点で計7500本ほどになりました。今年は倍の15000本を定植したいと思っています。

近くの畑ではマルチをせずにたまねぎ移植機を使っています。玉ねぎは今から5月?6月ぐらいまで収穫できません。どんな方法で雑草を除去するのでしょう。見た目の玉ねぎは一緒ですが、作り手によってその玉ねぎの中身がごろっと変わります。

目に見えない所でも手を抜かず、信念を貫きやり続けたいと思っています。

3年目のジャガイモ掘り

今年も600人ほどの幼稚園児のために1800個ほどジャガイモを植えていました。だが実際には小さい丈のは数に入れずに除いて、780本ぐらいしかなかったのです。

それでも良いという事でジャガイモ掘りに月曜日から水曜日まで来てくれました。
じゃがいもが大きく育っているかいつも掘ってもらうまでは心配です。幼稚園児も楽しみにしてくれているからです。

去年の失敗を考え、今年はマルチをしてから穴を掘り、種芋を買わずに畑でジャガイモを育て、それをすべて種芋にして植えました。土には化学肥料・除草剤を一切使わずに箕面ビールさんから頂いた麦かすを使っています。ジャガイモの葉は無農薬なので食べられて穴があいているのもあります。

近隣では、給食用に育てている野菜があります。やはり立派に育っています。なぜかと言いますと、化学肥料・除草剤・農薬を使っているから立派に育っているのです。キャベツ・白菜はとても大きく、虫に全く食べられていないのです。

虫も菌も人間の思うようにならなければ悪者です。そのために、防御するためにあらゆる事を行います。すると、野菜に農薬、体には薬、土には化学肥料の蓄積、体でも自然のものでないので排出ができず、体の不調が起こる原因となります。

殺菌や薬を使わなくても野菜が元気になるにはどうしたら良いのか?菌に負けない健康はどうすれば手に入れれるのか?を考えて野菜作りも行っています。

今回は麦かすをまいて土に入れて、1カ月しか経過していませんでした。土で分解できずに、麦かすに水分を多く含みますので、ジャガイモが腐りやすかったという事が考えれます。畑全体の作付け計画を考えて今の場所が適切であったという事もあり、畑の面積が足らなくなってきた事もあります。

順調にいけば、来年の4月ごろから新しい農地3000?を借りれる予定となります。じゃがいも掘りも明日で最終日となります。

体験農園もご縁で始まり、今まで続いていますしこれからも期待にこたえたいと思っていたので、新たな農地もまだ決定でないですが、チャンスが巡ってきているのでほっとしています。

木曜日には6年ぶりぐらいでしょうか、聞いた声がすると思いホームセンターで偶然にお会いできた方がいます。年齢を聞くとすでに70歳。今の事業の事から企業買収の話、子供との関りなどを話、色んな事を何時間も立ち話していました。

見かけの数字だけでなく、その人が徳を積んでいるのか?人格?心で言葉で行動で人に対して調和をとれるように取り組んでいるのか?など、以前にも聞いたことがあるお話でしたが、すっかり忘れていたこともあり、ハット気付いたこともありました。

野菜も人も健康も経営も見た目ではわからない事はありますし、惑わされる事もあります。本質を知ろうとすれば、見る目も養われるし、見かけだけでなく、取り組み・姿勢・その方のあり方、徳を積んでいるのか?調和がとれているのか?など数字に目に見えないものが重要であることを人とのご縁であらためて教えてもらえました。


にんにくを定植しました

地道に続ける事で良い事も

訪問マッサージでもチームケアーの一員として認めてもらうために、訪問看護を行っている事は伝えず、お客さんが一人もいない状態からはじめました。

訪問鍼灸マッサージの担当スタッフ宮下は今までは治療の専門家でありました。しかも関東からきて、全く地域の事も知らずどこから挨拶に行けばよいのか?からスタート。

コロナで老人ホームやサービス付き高齢者住宅は、部外者は面会禁止。その中でもどのように役に立てるのか?どのように話せば良いのか?何を言えばいいのか?迷いながら試行錯誤で一緒に考えて話し合ってきました。

訪問マッサージをはじめて5ヶ月目。
ケアーマネジャーは、私達の事を信用できるのか?をじっくり見ててくださいました。

断られても、時間がないと言われてもいつか必要となった時までにどんな会社なのかも知ってもらって、信用してもらうためにも何度も諦めずに宮下は何かでお役に立てれないのか?を考え、挨拶まわりを行っていました。

4度目の挨拶で、次からは紹介します!と、とっても嬉しい宮下からの報告がありました。


除草剤を使っていないので玉ねぎの苗が雑草に埋もれている。

私も1年に1度のテストに去年は不合格でしたが、今回は勉強する時間を決め今年は合格しました。合格率17%。そして合格のわかった日に畑も新たな場所3000?も第一候補者として選ばれたと連絡を頂きました。

来年には今の場所では、畑の作付けが最後になる!と予告されていたのでほっとしました。まだ新しい畑が決定でないので安心できませんが、作付け計画などの審査結果を待つのみです。

畑をボランティアで手伝ってくれている方からも「玉ねぎの植え付けを手伝わせてくれませんか?」と言ってくれたのでとっても嬉しい言葉でした。

そして明日からは幼稚園児600人がジャガイモ掘りに来てくれます。ジャガイモ掘りもボランティアの方も手伝ってくれます。ありがたいものです。

そして10年前ぐらいにいたスタッフから手紙が届き、現在の行っている事や役に立つであろう情報まで一緒に送って頂き、びっくりした事までありました。

地道に続ける事で良い事もある!そんな事を感じた1週間でした。


チンゲンサイの葉っぱが虫に食べられています。だが安全

物事がつながっていると考えたら

きららリハビリ訪問看護ステーションの3件隣りが建て壊しにより空き地になりました。すぐに看板に名前と電話番号が書いてあったので電話をしました。すると、この土地は売りませんとの事。

その事を今年の8月に訪問鍼灸マッサージ きらら健康サポート治療院を開設した事で、健康サポート専門店の事務所の管理会社に挨拶に行ったときに、ニホンミツバチを育つ環境を作りたいという話になり、鳥取県に一緒に管理人さんの会社の山を見に行ったときに、訪問看護ステーションの近くの土地の話をしていました。


玉ねぎを3000個ほど定植しました。

すると、その場所は管理人の方と親交のある方で、売ってほしいとお願いをし頼んであげるとの事。そして、何度も交渉をしてもらい決済を今週に終えて手に入ったのです。

一度断れた場所でしたが、色んな場面で相談し、お願いしたりしたら思わぬ結果になったのです。そして、その場所の融資をしてくれた銀行も今年から変えた税理士の紹介で、住宅メーカーを紹介してもらい、一度お会いして何度か話していると、銀行を紹介してくださり、銀行とも新規での取引だったのです。

しかも、その銀行で老人ホームの融資も今週に決まりました。

ここまでに至るまでに、失敗を何度も繰り返しています。だが、この失敗は試練であり、修行と考えたらまだまだ修行が足りんと思い、さらに新たなアプローチで進んできました。


葉がむしに食べられているジャガイモを掘ってみました

祝日に第7回 カレーEXPO in 万博公園に子供二人と妻と一緒に行きました。長女は、勉強のため一人で電車で京都に行きました。

カレー屋さんが何社も来ている中で、買いたい所に並びます。長男がカレーのルーをこぼしました。私は違う所に並んでいたので、落とした経緯はわからなかったのですが、「もう一回事情を話してもらいに行ってみ。」と伝え、もう一回同じところに事情を話して、カレーを再度頂けたのです。

図々しいと言われたらそれまでですが、物を大事にする事。子供だから許されたり、子供の前だから無理と思わずお願いしに行く事。もらえたらもらえたで感謝をし、落としたものを作るのにどれだけの労力がかかるのか?を教えれたらと考えています。

カレー屋さんもお願いが嫌だったら断ったら良いですし、絶対にそうしろとクレームを言うわけではありません。

失敗は成功のもとです。

長女も京都に行く前にある事でかなり怒りました。一人で自転車で行かせるつもりでしたが、全員で駅まで自転車でお見送りもかねて行き、帰りも自転車で迎えに行き、そのまま夜食を食べに行きました。

何が起こっても人のせいでもないですし、修行や自分の成長の種だと思えば、人のせいにしたりする事はないと思っています。

何のために自分はそこにいるのか?何ができるのか?

今週は久しぶりに人間主義経営学の勉強に参加して、1日を振り返って反省する大切さ、いつまでも人格を磨く事の大切さ、人から勉強する姿勢があれば、人の愚痴を言う事はない!などに触れる事ができ、原点・本質を勉強できた気になれました。

来週には、試験の結果や3000?の農地を借りる事が出来るのか?の結果がわかる予定であります。試験は合格していると思うと出会った人に言っているのでそれが当たるのか?どのような結果になっても受け止め挑むのみです。


葉が食べられていてもしっかりとじゃがいもが育っている

他にも不思議なことがたくさんありました。どんな事にも感謝であります。

なんでも分解できる菌群をまく

なんでも分解する菌群の話を聞き、その菌群を取り寄せる事が出来ました。その菌群をかける前にアマゾンで1キロ四方にしか自生しなくて、しかも30年以上育ったタヒボ茶の茶殻と米糠をまき、そこに菌群をかけ、トラクタ一で一緒に耕しました。


タヒボ茶の茶殻をまいたあと

この菌群を使うと、米ぬかに付着している農薬も分解できるとの事です。他にも化学肥料、除草剤などは、分解され無力になり、ダイオキシン・カドミウム・鉛・硫黄・水銀・ヒ素などは劇的に数値が減るデーターもあるのです。

菌群を混ぜた後は、たっぷりの水がいるらしく、運よくその日の夜中に雨が降ったので順調にいきました。1か月後に玉ねぎを定植するのが楽しみです。

他の畝では、今まで通りビールの役目を終えた麦かす・タヒボ茶の茶殻・米ぬかをまき、耕したところを家族で定植を行いました。

長男はマルチ抑えの杭の準備を行い、妻のご両親・妻・次女は玉ねぎの苗の定植を手伝ってくれました。みんなで分担して行えば、とてもスムーズに玉ねぎの定植が出来ます。とってもありがたいものです。


玉ねぎの定植

話は変わりますが、この畑での作付けは来年中で終了する可能性がとても高いのです。周りの畑の方が市街化調整区域を市に買い取ってほしいという願いが通り、この田園地帯に道路が通り、住宅が建ったりする予定となっているのです。


マルチ押さえの準備のお手伝い

高齢化で後継ぎがいないとの理由もあるのかもしれませんが、また自然がなくなり、人口が減少していくだろうという想定の中でもまたも開発で自然がなくなります。自然を壊してまでする意義があるのか?どうして箕面市も承諾するのかは理解ができません。

900坪で野菜を作ってきて、最大1250坪で野菜を作り、今でも700坪以上で農業をして12年になります。

加工品では2年前から大阪府に相談をして、畑で採れた野菜を使ってドレッシングやポタージュ・玉ねぎ味噌なども作り、箕面市のふるさと納税にも選んでいただきましたが、農業委員会を通して畑を借りていませんので、農業の実績が全くないと判断されます。役所の指定の手順をふんでいないという理由だけです。

周りの方の中では、そんなに早く農地が使えなくなる事はないとか、それだけの実績があれば簡単に他の農地が借りる事ができるなど色々な声はありますが、積み上げてきた信頼や期待を農地がなくなったという他人のせいにして出来なくなったと言いたくないので今から準備が必要だと思い、会う人に農地が余ってないのかを聞いて回っています。

そんな中、加工品の相談をしていた方が、フードストアソリューションズフェア2020で講演をするという事で電話のみの相談だけでしたので、どんな方か知りたくて会いに行きました。その際に糖度8以上のトマトを見かけたので、食べてみるとめちゃくちゃうまいのです。

しかも大阪でハウス栽培を行っていて、水耕栽培でなくバッグ栽培を行っているとの事で有機肥料を使っているのです。しかも色々とお聞きしているとなんでも教えてくださり、見学も行ってみたいと思いました。キノシタファームのトマトは美味しいのでお勧めです。

直観で今できる事を精一杯すれば道は開けると考えています。意味がないと思っても出来事にはなんらかの理由もあるかもしれませんし、試練は修行の場であったり、信念を試されているのかもしれません。このような試練があったからこそ、農業と福祉を合わせた事業をする良いきっかけかもしれませんので、動きながら考えて出会った方から色々と学べたらと思います。