玉ねぎでのご縁

5月6日に鳴門金時の苗を60本、5月13日に鳴門金時の苗を30本、安納芋の苗を80本、おくら、西瓜(すいか)、トウモロコシ、ゴーヤも定植しました。今年の1月から、気功の勉強を月に3回、土日に行っていますので、作業をする時間が少なり、芋の量を少し減らしました。

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ただ、友達の紹介で幼稚園の園長が子供に農園体験が出来ないか?という相談から、まずは畑を見て頂いたうえで決めたもらいたい事をお伝えすると、ご相談当日に見に来ていただき、玉ねぎ採りからでもやってみたい!と、言って頂き、本当にありがたいお話を頂きました。

しかも園長を紹介してくれた友達と久しぶりに話している中で、看護師さんを紹介してほしいと伝えると、電話の横に友達の看護師さんがいて、後日、一緒に面接に来てくれたのです。本当にどこからどのような偶然があり、展開になるのかわからなく、本当に友達に感謝・感謝でした。

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そんな事もあり、玉ねぎ採りは決定ではありませんが、来てもらった時にベストの状態に持っていき、喜んでもらいたいと思ったので13日・14日に玉ねぎの畝の雑草取りをスタッフ加藤にも手伝ってもらいきれいにする事が出来ました。

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玉ねぎも今年に入り定植したものもありました。今までは種蒔きして定植するまで年をまたぐことはありませんでしたが、種蒔きを何度もやり直していて、芽が出たのが残っていましたので、いちかばちか定植をしたのです。

定植が遅いのではないのか?育つのか?そんな事を考えていましたが、今年に入り定植した玉ねぎも順調に育っているのでやってみるものだと思い、学びにつながりました。

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13日にはスタッフ佐藤が奥さんと子供を連れてきて、玉ねぎとにんにくを採り、食べた感想で「玉ねぎがとても甘く、にんにくは苦みが少なくうまかった!」と教えてくれたので、子供たちにも早く食べさせたいなと、楽しみが増えました。

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医療従事者の勉強会

初めて医師・看護師・薬剤師・ケアマネジャー・医療ソーシャルワーカー(MSW)・鍼灸師・管理栄養士などの集まる多職種連携の勉強会に統合医療サポートチーム きららリハビリ訪問看護ステーションの代表として行ってきました。

テーマは食べるです。
薬の投与で食べれない方に対して、どのような治療やケアなどができるかをディスカッションするです。どんな意見がでるのかまずは聞いてみたいと思いました。

私は、ご家族の方が闘病している方に食べさせたいと思うのであれば、口で食べる事が大事というより、体を動かしたりして体を動かし、気分転換も含めてお腹がすくように持っていったり、食べてもらいたいという願いばかりだけでなく、趣味や楽しい事などもどうしたらできるのかなどもお互いで考える事も良いのではと思いました。

それと、悪性腸閉塞患者に対しての薬とプラセボ効果との話も出てきました。比較データーを見てとても勉強になりました。数字的なことはふせておきますが、どういう治療をしていくかは、このような情報もお聞きしたうえで、選択していただきたいと思いました。

在宅看護に関わる場合で勉強になったことは、闘病している方の趣味や考え方、今までの生き方や仕事を選んだ理由など、その方の情報を知ることは、とても治療やケアーなどにとても大事だと思いました。

例えば食べることが好きだけも痛みや嘔吐がひどく、食べることによって繰り返されるのであれば、好きだけでも食べることが恐怖になり、本心では食べたいけど何か食べたくない理由をいうケースなども考えられる。

みんながはっきりと意見や思ったことをいえれば良いのだが、そのような事を言えないケースも想定して、今までの生き方を聞くことにより、本心を探れたり、解決の糸口がもっと早く知れる重要な判断の指標になることが、ディスカッションにより理解する事ができました。

訪問看護スタッフが在宅にお伺いして、医師の指示書に従ってケアーしたりしながら、ご利用者さんの生き方を理解したり、主治医やご家族にも言いにくい事などの橋渡しや、一緒にどのようにしたら思い描いている生き方ができるのかを考えたり、提案する事もとても大事だと思いました。

医療従事者がさらに訪問看護で活躍できるように無批判、慈愛、気付きというキーワードを意識してコミュニケーションをしてもらうなど、看護師のコミュニケーション能力を引き出すことでもお役に立てれたらと思いました。

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自家菜園の大根・白菜があっという間に花が、しっかり育っている

 

ホームホスピス神戸なごみの家を見学

ホームホスピスの現状を知りたくて、兵庫県神戸市長田区にある共に支え合うホームホスピス神戸なごみの家を見学に行きました。

ホームホスピスと聞くと緩和ケアをしている家をイメージし、がんの方のみが集まる家だと思っていましたが、そうではありません。

特定した病気の方をケアするのではなく、その人が安心して暮らせる事で、QOL(生活の質)があがれば良いというスタンスで、病気を治すお手伝いをするんだとか、緩和治療にはこんな事が良くこう過ごして欲しいという押しつけなどはありません。

第2の家という考えで、好きなように過ごして頂き、介護サービスも自分達で選び、料理なども玄米菜食を徹底するとかでなく、家庭料理だそうです。生きている時間をどう使うか?をご本人に考えていただき、出来るかどうかも見守ったり、助けを求められれば協力するというような感じで、スタッフの方たちもとても自然体で伸び伸び楽しみながら接しいていると思いました。ご家族も好きな時に出入れも自由だそうです。

管理者の松本京子さんは緩和ケア認定看護師で、今まで多くの緩和ケアに携わり、安心してくらせる家があればという事で一から始められたそうです。その時は宮崎のホームホスピスかあさんの家との交流もなかったそうですが、今では全国ホームホスピス協会で共に普及支援を行っているみたいです。

全国ホームホスピス協会で在宅ホスピス実践リーダー養成研修やホームホスピス実践者育成塾などもあり、運営から管理までフォローしている体制もあるみたいです。

私も地元箕面市でホームホスピスような形でお役に立てるサービスも良いなと思いさらに勉強しようと思いました。

3冊本を買ってみました。


本を読んでからさらに理解を深めたいので、北摂地域にも探せばあったので、そこにも行ってみたいと思います。

 

ヘルスアセスメントプロトコール研修

3月16日にケアーズ主催のヘルスアセスメントプロトコール研修に行ってきました。私と看護師3名で受講してきました。

ヘルスアセスプロトコールとは、訪問看護において看護師が利用者の状態を評価するための標準化されたアセスメント手順です。

このアセスメントプロトコルを習得することで、医師不在の状況で全身を隈なく、五感を駆使して診るフィジカルアセスメント能力と病状判断に結び付けるクリテイカルシンキングの能力が向上し質の高い看護を提供することが可能となります。

アセスメントができ、特定行為に係る看護師研修を受けることにより、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により一定の診療の補助ができるようになるのです。それが特定看護師研修制度でアメリカの診療看護師(NP)がモデルだそうです。

もちろん訪問看護をする看護師がさらに看護学校を卒業後にさらに2年ほど勉強すれば良いのかもしれませんが、お金も時間もかかってきます。

そこで訪問看護に求められるのは、初回の訪問でいかに情報収集ができるのか?となります。ケアマネージャー及び主治医からの情報、利用者・家族からの問診による情報、利用者からのフィジカルアセスメントによる情報などがあり、状態変化の物差しとなる観察項目一覧を用意して、医者と共通の言葉で意思疎通を行う事により、スムーズに看護師が連携をしてサポートができる事を学びました。

実技として二人で聴診器を使って音の確認を行ったり、打診によって腹水・胸水がたまっているかどうかの判断ができる事も学びました。

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打診の仕方

それと顔面・口腔内の観察により、脳梗塞の疑いなども見れることを学びました。

知っとくのと知らないのでは大きな違いでしたし、スタッフも従来の看護業務では行わないし、訪問看護ならではのご利用者さん(患者)との関りなので勉強になったとのことでした。

私も気功整体で人を診る判断が増えたので勉強になりました。

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きららリハビリ訪問看護のメンバーでの第一歩

3月12日に統合医療サポートチーム きららリハビリ訪問看護ステーションのメンバーで集まりました。管理者を含め看護師6人体制ですが、2人欠席で看護師4名と私を含め5人でミーティングを行いました。

自己紹介時に本人の自信のある事(強み)と今後やりたいこと、やりたくない事なども発表してもらい、全員でシェアーしました。

メンバーの経験は、集中治療室、小児病棟、急病センター、介護老人福祉施設、救急外来、健康医療相談業務、療養型の病院、特別支援学校などで勤務経験のある方や看取りをやりたいというメンバーです。

しかも集まってみると、会えば知っていました!という共通の方までいて、いろんなつながりも感じる事ができました。管理者に仕切って頂き、意見交換をしたり、ふせんに文字を書いて模造紙にはり、考えをまとめれましたのでとても有意義な時間を過ごせました。

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今おぼえば看護師の募集は2016年11月からはじめまして、箕面市の情報誌「みーの!」、豊中市の情報誌「oh-まちかね」、吹田市の情報誌「すいんぐ」のタウン誌に掲載したり、新聞の折り込みチラシディースター、アイデムで箕面市・豊中市・吹田市に掲載してもらったりなどで2017年3月掲載分までほぼ毎週募集をかけて、看護師15人ほどの応募の中から一緒に仕事がしたいと思ったメンバーを厳選してきたので本当に今いるメンバーに出会えたことに感謝です。

4月1日よりオープンが現実となってきました。

私は少しでも訪問看護や介護業界の事を知りたくて、名古屋の訪問看護ステーションと住宅型老人ホームや茨木市の訪問看護ステーションに視察に行ったり、訪問看護の経営者及び働いているスタッフなどにお話を聞きに行ったりしています。

いい所をどんどん吸収し、関わる方がその人らしく生きていける在宅医療を提案できたらと思い、勉強しています。

今月は、16日に大阪【スキルアッププログラム】看護師研修?アセスメントプロトコール編にも看護師3名と一緒に参加し、翌週にはホームホスピスも見学予定です。

研修内容は・・・・・・・・・・・・・・・

アセスメントプロトコールとは、患者の背景やバイタルサイン・日々の観察項目などから臨床推論し、そこから、問題となる病態を抽出し、看護ケアに反映する、そのための手順・決まりごとを指します。

訪問看護のアセスメントの、重要性と必要性を学んでいただきます。研修の講師を務めて下さる軽部看護師は、看護教育、特にアセスメントについて、日本よりも大きく進んだ米国で、留学と就業の経験を積まれているエキスパート。

日本とアメリカ、それぞれの訪問看護の役割をお話してくださいます。呼吸器観察の実技も設けており、視診・問診・音声聴診・触診・打診を基本から教えてくださるため、呼吸の基本的なアセスメント技術を習得したい方、基礎をイチから学びたい方、自身のアセスメント能力をもっと高めたい方にはぴったりの研修です。

研修内容はここまで・・・・・・・・・・・・・・・

それと不思議なことに2月中旬ごろに、訪問看護ステーションのきららの名前の由来になった方からご連絡を頂き、小児がんが治り元気に過ごしています!と嬉しいお知らせを頂きました。

きららとは希望という字の希に輝くという字を使い、希望をもってもらい輝いて育ってほしいという願いを込められ「希輝」(きらら)と付けた名前だったのです。

もう10年ほど前に娘さんが小児がんでそのような意味を込め名付けたとお聞きしていたので、私もその願いがかなって頂ければなどの思いもあり、ニュースレターに「希輝通信」など名前を使わさせて頂いていました。

10年前のやりとりなどを覚えてくださり、しかも全然活用してなかったフィスブックで探して頂き、メッセージを頂いたので本当にびっくりしたのと感謝でしかありませんでした。

そんな出来事もあったので、人はどこでどうつながるのか本当にわからないもんやと思いました。これからも新たなつながりを持てるように誠心誠意をもって、常に学ばさせもらう精神で取り組めたらと思いました。

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