動いて入れば良い事もある

訪問マッサージを任せているスタッフからある地域のケアマネジャーの方より「病院が同意書を書いてくれるのであれば、困った方はいる!」という報告を受けました。この地域は病院の先生は同意書についてあまり協力を得られないそうなんです。

それを聞いて老人ホームを経営している社長に相談をしました。今まで数回お会いして、訪問看護・訪問介護・訪問マッサージ・老人ホームの運営から設計の事まで相談したり、色々と教えてもらった事がありました。

その社長に状況を説明すると、病院の先生を紹介して頂け、すぐに電話をしました。すると、協力しくれる病院と言っていただいて良いと言って頂けたのです。もちろん同意書も歩行困難で、訪問マッサージが必要な方に限ります。

それを聞いて協力病院が出来たことをケアマネジャーに報告に行きました。

すばやい対応に驚いたそうです。その時、「本気ですから」と答えたそうです。

その報告を聞いてとても嬉しい気持ちになりました。このようなちょっとした機会を大事にする、去年の8月からコロナの中、1300回も挨拶回りに行き、ようやく顔も覚えてもらい、そのような話にもなったのです。

しかも、グループ会社のきららリハビリ訪問看護ステーションの管理者が1月27日午前9時半にラジオのタッキー816みのおエフエムに出演した事を聞いて、問い合わせをして2月15日に出演する事も決まったのです。

訪問看護の方でも精神科の先生より、私達が関わるご利用者さんの様子を見て、劇的に変わっていく様子をみて、具体的には書けませんがとても嬉しい言葉を頂きました。しかも2月11日にもラジオのタッキー816みのおエフエムに出演し、感染症対策や事業所の説明なども行ったのです。

みんな見違えるほどたくましくなりました。


寒さを乗り越え立派に育っていました!収穫した7日分の野菜

私はそのラジオの日に空き家の壁や木にペンキ塗りを行っていました。2019年6月ぐらいから空き家で2020年6月にリフォームが終わり、それでも今まで空き家でした。


リフォーム前

お金をかけたので見た目はきれいでしたが、よくみると押し入れの中、ベランダのペンキのはがれは、リフォーム対象外で少し汚れていたり錆びたりして、柱もそのままで見た目が汚いと思っていました。


リフォーム後

だが、リフォームを行った不動産会社はこのリフォームパックをすれば半年以内ぐらいには借り手がつくというのでそのままにしていました。

8カ月経過しても借りては見つかりません。そこで気になっていた汚い部分を3人でペンキ塗りに行きました。作業時間は3人で15時間ぐらいです。


リフォーム後にさらに気になる所をペンキ塗りした後

すると、2日後の土曜日に入居が決まったのです。やはり何を言われようが気になる事はするべきだと思いました。入居が決まったことを話している時に、見知らぬ携帯から電話があり、ミャンマーの留学生2人が働く場所を探しているとの事でした。

近くの場所に居たのですぐに会いに行きました。きっかけは1年ぐらい前に掲示板に貼っていた求人をみての問い合わせでした。しかも先生からで、留学生の事を心配して働く場所なども含めて相談にのっていたそうなんです。

来週月曜日には会社見学に来ることになりました。しかも今年の4月からは会社から2分ぐらいのキャンパスに通うそうなんです。

金曜日には箕面市の障害福祉課の方から連絡がありました。障がい者の為のグループホームの進捗を心配してくださっていたのです。そこで2021年1月の箕面市のもみじだよりで障がい者が入居するグループホームの1日について、どうして掲載する流れになったのかも聞きました。

すると、私が住民から反対されていた事もあり、グループホームの連絡会からもグループホームの事を知ってもらいたいという要望があがり、掲載されるようになったそうなんです。


画像をクリックして頂きますと2021年1月の掲載記事が見る事が出来ます。

私は反対されながらも3か所で6回話し合いを行い、そのうち説明会を一人で行ったのが4回、自治会の要望で箕面市の職員の方も含めて一緒に説明会をした形になったのが2回。

そしてある地域を対象に箕面市の障害福祉課が企画したグループホームの啓蒙活動の説明会でも反対されている経緯を話したこともあったり、民生委員の方にもグループホームをするなら隣の住居を買うのは反対などと言われた事もありましたが、啓蒙活動の一つのきっかけになって良かったと思いました。

箕面市は生活介護事業所を建設する事を計画しています。住民説明会に私も参加した時には、反対の声がありましたが、なんとしてもやってほしいと伝えました。一部の住民の反対に屈しない、強い気持ちで臨んでほしいと思ったからです。

私は福祉のサポートをになう不動産業も行う事を伝えました。グループホームの説明会を行った時に不動産会社に勤めている方がいました。その方が近くにグループホームがある事で不動産の価値が下がるという一言が今でも忘れられません。しかも反対されると思っているから買ってから説明会を行うんでしょう。など不動産会社に勤めているにも関わらず、平気で差別的な発言を行う方もいたのです。

一般の売買仲介も行い、会社の体力もつけて空き家を買取り再生し、またグループホームができる体制を作れるようにしたり、地域の状況を知りながら、次に備えたいと考えています。

動いていれば良い事もある。良い事があるまで動き続ける。みんなからも教わり自分でも実感できた1週間でした。