アトリエハウス「輝きステーション」

就労継続支援B型事業所のアトリエハウス「輝きステーション」に見学に行ってきました。ここでは利用者の方の個性を活かすために、一人一人がアートなどで食べていけるようにサポートをしているのです。なので利用者の方は自由に作品作りに専念できるのです。

とても面白い試みだと思いました。しかもジャンルは問いませんし、利用者のやりたい事をできるだけサポートしたいという思いですので、農業がしたい方がいれば、農地はまだないのでまずはプランターなどでと一緒に考えるので、出来ないなどと断らないそうです。

しかも内職などの下請けなどは行わないそうなのです。

展示しているお店も見せてもらいましたが、とても面白い作品が多いのです。全てハンドメイドで世界に1つだけの作品となっているのです。地域の方に知ってもらうためにつながるマルシェにも出店してイベント参加・企画なども行っているのです。

代表の北野さんには以前にグループホームの見学もさせて頂き、大変お世話になっています。今回も色々と教えて頂きとても勉強になりました。

このように事業所の方は想いがあり、その実現の為に色々と教えて頂けるのですが、箕面市の広域福祉課と電話で話すと、私達が開設した就労継続支援B型事業所では利用者が0人でも常勤換算で5人は配置できてますか?それで箕面市は認可をおろしました。との事でした。

そこで電話で就労継続支援B型事業所の常勤換算は2.5人ではと確認しても話にならず、部屋の大きさで利用者がいる際に配置は5人と確認したが、認可の要件で常勤換算が5人との事。

利用者が0人でも常勤換算で5人としか言ってこないので、こちらが緩和策ができないのか?と考えてもらえないのか?と言わないと話がおさまらないのです。

そして2日後に広域福祉課から事務スタッフに電話があり、事務所の近くによるのでと軽く話す程度だと思っていたら4人で事務所に来て、現状を確認させてほしいとしっかりと準備をされてきたのです。

色んな事があるのですべて勉強になりますが、こんな事もある事を知って頂けたらと思いました。認可の際に配置は5人なのでそれで体裁を整えるために資料をだしてくれと言われて言われるがままにして常勤換算で利用者が0人でも5人になっているのです。

なので開設地域の役所によっては色々だと思いますし、関係機関、働く人も管理者もみんな色々な考えがありますが、同じ方向をみて出来る人でないと、考えなくても良い事まで考えないといけないので、もっと慎重にした方が良い、まだまだ勉強をしろという事だと思うので振り返りながら進んでいけたらと思っています。