「優しい人ですね。」と26歳年上の経営者に言われる事はほめ言葉
かも知れませんが、何回も言われる度に
「なさけない、もっとしっかりしないと」と思いました。
それは、私自身が細かい事だと思ってあえて言わなかった事。
例えば、
ゴミが落ちている、挨拶は目を見てなどです。
一度言ったら、何度も言わなくても私より年上だしわかるだろう、
理解してくれるだろうという私自身の思い込みがありました。
だがこの考えの裏側には、細かい男だと思われたくないという気持ち
があったのです。どうしても細かい事に気付いてしまうので、言葉を
飲み込む事が多いと話したのです。
私は、お客様には身内のように接しろといっているわりには、お客様
より距離の近いスタッフに対して、小さい男だと思われたら嫌だとい
う我が身を守る事を優先して、相手の幸せ・成長を一番に考えてない事
に気付かされました。
社長の言う「優しい人ですね。」の連発が、
経営者として「もっとしっかりせなあかん」というとても胸にささる
メッセージでした。