障がい者のグループホームや就労継続支援A型B型を始めるのには近隣との医療機関との連携が必要になります。協力医療機関と協力歯科医療機関の2つを探さないといけないのです。しかも協力医療機関との契約書や協定書のフォーマットや見本などがありません。
自分でキーワードで「協定書 医療機関」と探したり、グループホーム(共同生活援助)を行っている事業所に聞くなどして調べてみました。しかも、協定書・契約書は有料・無料と様々な方法でみなさん契約書・協定書を交わしているのです。
どこの医療機関と協定を結んでいるのかはワムネットなどでも検索できますが、掲載していないところが多いようです。
開設予定の場所から近いところから電話していき、ワムネットに提携協力医療機関として掲載されている所にも電話で聞いてみました。この協定書の目的は何かを確認すると、かかりつけ医がいる方・いない方でも、何かあったときにスムーズに連絡して、利用者の何かに備えるという事でした。
提携医療機関が営業時間外であればどうするのか?を聞くと、それはそれで緊急で対応してくれる場所を見つけておき、事業所で手順がわかれば良いとの事でした。何があったとしてもマニュアル化やスムーズに出来れば良いという事です。
緊急対応してくれる病院に電話してみましたが、協定書などの契約はしていないと断られました。どういう所と契約が多いか聞いてみると、クリニックが多いと聞きました。
医療機関に聞いていくと、色んな理由を聞く事が出来ました。
在宅医療の方が良いのでは?
体制が整っていない!
そんな事はしていない!
命に関わる事であるからどんな方かわからないのに契約できない!
定期的な訪問が必要!
営業時間外でも対応をしないといけないのか?
もっと近くが良いのでは?
外来が忙しいから無理!
など様々な意見をもらいながら、協定書の中身を変えていきました。
それと電話してわかった事は、こちらの申請日までの締め切りはありますが、ドクターには関係なく、あくまでも私達の都合なので、お付き合いがある方以外は、ドクターがメールやFAXの中身の確認を了承してくれても、初めての所は必ず会いに行った方が良いという事です。それと、初めてなのでよくわからないのですがや契約書と説明に違いがあるのも指摘される事もありました。
電話をする際には、診療時間なのかは確認しますが、時間は関係なく電話をしていきました。何故かというと、必ずしも権限のある先生がいるわけもないですし、診療時間外になるとアナウンス対応で話せないところもあるからです。そして先生が必ずしも話を聞いてくれるわけでもなく、事務の方が要件を聞いてくれて、先生に話されすぐに断られることもあるからです。
先生があってくれる時間も様々です。そこで、協定書の中身でどこがひっかるのかも聞いていき、期間を短かく変更したり、何もなければ自動更新や説明とのわずかな違いもないように変更したり、先生の負担にもならないようにしていきました。
なかには先生と会った時にきららリハビリ訪問看護ステーションのスタッフと関りがあり、とてもよくしてくれている!という声まで頂くこともあったり、このような協定書はお互いさまだからと言ってくれるドクターもいました。
先生に無理をかけない事と利用者の安心を考えると、協力医療機関は多いほうが良いのかもしれません。地域を知るという事は、ホームページだけの情報だけでなく、病院・クリニック・歯科で実際に電話をしてみて、色んな対応の仕方でわかる事もあったので、それはそれで勉強にもなりました。25件ほど電話をして会ってくれる医療機関は5件でした。
会って話を聞いてくれるだけでもありがたい事ですので、今回はご縁がなくても何かの形で連携出来たり、協力できたらと思いました。先生もその時の都合などもありますので、医療機関を探すのは事前審査でOKもらったらすぐに探すことをお勧めします。
畑ではジャガイモの芽も先週の倍ほど出てきて、順調に育っています。近隣の農家さんは、雑草を刈る際には薬をまいて雑草を刈るという方がいて、虫を呼び込むなという方がいるのです。虫が悪者で薬で防げるという近隣の考えであり、私達まで強制させられることもありますが、無農薬・無化学肥料、除草剤・薬を一切使うことなく安全・安心を優先する事を貫いています。
幼稚園児の玉ねぎ体験用のタマネギ。元気よく順調に育っています。
近隣の畑ではそのような考えもあるので雑草が伸びていたので、草刈り機で1時間半ほどかけてきれいにしました。畑の持ち主が近隣でこのような考えの方に変わったので、変化にも対応しながら、何のためにやるのかは貫いています。今年もうまい玉ねぎをお届けできたらと思っています。