居住支援とは

居住支援法人になりたくて大阪府に申請に行き、実績が足らないという事で箕面市で居住支援法人の認可を取得している社会福祉法人ひじり福祉会さんにどのような相談が多いのか聞いてみました。

その電話がきっかけで、大阪府及び箕面市市役所の方、社会福祉協議会、不動産会社の方、摂津市の居住支援法人の方などが集まった居住支援の意見交換会に呼んで頂けました。



居住支援とは、低額所得者、被災者、高齢者、障害者、母子家庭、父子家庭、生活保護受給者、外国人、身寄りのない方、保証人・緊急連絡先がない方などに住居を探すお手伝いを行ったり、見守り・安否サービスの情報提供や市町村の福祉担当や社会福祉協議会と連携して、居住できるように支援する事なのです。

生活保護受給者の方で例えば滞納した場合は、代理納付という制度があったり、身寄りのない高齢者の場合であれば、住居を提供するオーナーさんは孤独死した場合のリスクなどを考えるケースを払拭するために、緊急通報装置の設置や食事の配達サービスなどによって見守りをかねたりしながら、安否確認が出来る方法もあるのです。

あと高齢者住宅財団の家賃債務保証制度は、賃貸住宅に入居する際の家賃債務等を保証し、連帯保証人の役割を担う事を行っているみたいなのです。

そしてそこに福祉関連の方とも連携すれば、状況がよりわかり住宅を提供してくれるオーナーの不安要素がなくなるとの事でした。

なので色んな方と連携すれば不安も解消されるし、まずは相談してみたら可能性が広がっていく事がわかりました。

豊中市では、住居のオーナーの方むけに、居住支援を行っている方達が連携する事により、住居を貸しても関わり方によっては、リスクはないような事なども啓蒙活動を行っているみたいなのです。

箕面市の不動産会社の方も、住居のオーナーさんに事情などを説明して何社も当たったりして居住支援を行ったり、どんな方もしっかりと話を聞いてサポートしているとの事です。

私も障がい者の方の自立を支援するためのグループホームの開設を目指していた時に、30件中2件のオーナーしか話を聞いてくれなかったこともあったり、開設したい所が見つかり住民説明会を3か所で計6回行いましたがすべて反対。近所に住んでいた民生委員の方・不動産屋で働いている方からも反対をされたりした事もあったので想いがないと出来ない事でもあると思っています。

私達はナーシングホームきらら看護の家も行っていますし、箕面市粟生間谷に16㎡~22㎡の1Kもありますので何かお力になれたらと思い、居住支援にも力を入れていきたいと思っています。