去年に引き続き、居住支援体制の設立準備検討会に出席しました。この会では、居住支援に関する事例として、吹田市での解決について聞く事が出来ました。
居住支援とは、住まいを確保するのが難しい方に対して、住まい探しのお手伝いや必要なサポートを提供する活動です。
低額所得者、被災者、高齢者(独居の方、もしくは家族の協力が得られない方)、障害者、母子家庭、父子家庭、生活保護受給者、外国人、身寄りのない方、保証人・緊急連絡先がない方などに住居を探すお手伝いを行ったり、見守り・安否サービスの情報提供や市町村の福祉担当や社会福祉協議会と連携して、居住できるように支援する事なのです。
事例の中で引っ越しのサポートは居住支援を行うサポーターが手伝ったり、ゴミ処理については市に申請することで処理を依頼できる制度を活用したり。また、フードサポート(食事の提供)や中古家電の調達といった生活支援も、制度を活用する事でできたそうなのです。
制度を活用する際に重要なのは、一人で悩まず、まずは誰かに相談することです。専門機関や支援団体に相談することで、自分では気づけなかった制度やサポートが利用できる可能性が広がります。情報を得ることが、問題解決の始まりとなります。
シェアハウスは他の市の事例ですが、居住の問題を解決するために、若者と高齢者が同じ家に住む「シェアハウス」の形を導入し、見守りの仕組みを作っているそうです。空き家問題が解決する一つのヒントになると思いました。
私達は箕面市で居住支援の取り組みとして、女性専用ではありますが、箕面市粟生間谷にあるアパートで5室ほどあり、1Kの部屋であれば居住支援できます。
このアパートは家賃が月額3万円前後で、インターネットは使い放題、テレビも無料で視聴でき、一部の部屋では電子レンジや冷蔵庫も利用可能です。
グループで訪問看護、訪問介護、ナーシングホーム、農業の就労支援、賃貸物件の情報などもサポートをできる体制がありますので、今後も積極的に居住支援の勉強を行いお役に立てれたら良いなと思いました。