一人の力が大きな力に

2018年に取材させて頂いた堀尾さんが先月に亡くなった事を知りました。堀尾さんは脳内出血で左半身麻痺になりましたが独自のやり方でリハビリを行い、5か月後には運転もすることができ、足も手もなに不自由なく動くようになったのです。


堀尾憲市著「麻痺は治る」「奇跡の復活」

その経験をもとに脳梗塞や脳出血で体に麻痺などが残ったかたや脳性麻痺、失語症、失調、パーキソン病の方に、堀尾憲市さんが独自開発した 訓練法(堀尾法)を伝えて、改善や良くなる方がいるのです。希望の光でありました。

堀尾さんが脳内出血から復帰し、ボランティアでコツを伝えている時から支えている方にお話を聞くと、その支えている方は堀尾さんと一緒にご自身の家を建てられたり、堀尾さんのやり方を伝えている自己治癒力研究所のホームページもボランティアで作ったりして、一人でも多くの方に伝えるために活動をされていたのです。

その自己治癒力研究所に生まれてすぐに脳出血になった20歳の方についてのエピソードの中で初日から驚くような事ばかりでマー君は”重度の障害で歩くことが困難な子”という見方から”無限の可能性を秘めた青年”とい見方に変えただけなのです。という記事も書かれている方です。見方の違う堀尾さんが伝えるだけで1日目から出来る、動くというような事があったそうなのです。

その青年が絵に興味を持ち、ちょうどその方も絵を描いているので持って行った時に、偶然の出会いによってまた新たな道筋がはっきりした事を教えくれました。どこからきっかけや才能・能力が開花されるのか?すごいご縁だと思いました。

その方は能登半島地震の事でも、とても熱心に動かれていました。私もその記事をみて、何かできればと思い、お米が必要とお聞きしたので少しですが送らさせてもらいました。

堀尾さんの事を支えている方とやりとりしていた時に乳がんではないかと言われた友達が「私は世の中の役に立つ事ができない」と思っていたと言うので、堀尾さんの事、自己治癒力研究所の事、地震でのお米の活動の事などを含めて、一人の発信で、協力者があらわれ、そしていずれかその輪が広がり、大きな力になるような事を伝えると、少しほっとされていました。

一人一人の力は小さいとかでなく、想い・気持ちが伝われば賛同してくれる方、それを必要とする方にいずれかは届くと思いました。一人の力が大きな力に、堀尾さんの周りにも本当に素晴らしい方はいて、形にしてくれているので是非とも脳は再生するという事を信じて、体が良くなっていくいろんな可能性がある事を知ってもらいたいと思います。

自己治癒力研究所のホームページはこちら
https://hashirasenbon.blogspot.com/