玉ねぎの塩麹を以前にも試作いただいたのですが、違うバージョンで作ってもらい、さらにムクナ豆の塩麹も作って頂きました。
玉ねぎの塩麹は、使い勝手が良さそうですし、ムクナ豆の塩麹もムクナ豆が美味しいので面白い。甘酒をムクナ豆で作るとどうなるんだろうとも思いました。
玉ねぎには硫化アリル、ケルセチン、グルタチオンが含まれており、硫化アリルは水に溶けやすい、熱を入れるなど加熱すると「プロピルメルカプタン」という物質に変わります。
ケルセチンは熱に強いらしい。玉葱の有効成分を摂取するには生で玉ねぎを食べるのが良いのです。それが難しいようであれば玉ねぎの塩麹、玉ねぎ酢などはとっても良いと思っていたのですが、ケルセチン配糖体という言葉をはじめて知りました。
玉ねぎには、ケルセチン配糖体が含まれています。ケルセチン配糖体は、糖と結合したケルセチンで、小腸での溶解性が高いため健康効果が期待できます。ケルセチンは、野菜や果物に含まれるポリフェノールの1つで、強い抗酸化力をもち、血小板凝集抑制作用、降圧作用など、様々な生理活性を持つことが報告されています
ケルセチン配糖体には脂肪を分解するのをサポートする働きがあるという事でも注目もされています。ケルセチンは玉ねぎ以外にも緑茶にも含まれているみたいですので、ケルセチン配糖体を毎日摂取したい場合はお茶なら毎日続けれるので良いなと思いました。
玉ねぎを酢にすると一般の酢に比べてアミノ酸2倍、アルギニン5倍、そして酢酸菌も入っているので、一手間を加えるだけで体に良いものに変わっていくので面白いのです。