福田稔先生の刺絡療法

4月14日に㈱ソーケンメディカルさんの所で「自律神経免疫療法」の勉強会がありました。福田稔先生は、『患者さんの中から答えをみつけないと患者さんが神様なんだ。形だけ覚えていても治らない。患者さんによって微妙に治療が違う。患者さんという神様から教わって自分で治し方を覚えた。』とおっしゃっていました。

治療をしていくにあたっては、白血球、白血球中の顆粒球、リンパ球、単球の割合を必ず調べ、患者さんの様子を見て、治療をしているのです。その数値の変化をスライドを見ながら説明して頂けました。単球は300~400ぐらいががんが治る数値だそうです。

その症例の中で目があかなくて歩けない方が、治療して目があくようになったり歩けるようになったりという事や、すい臓がんが治ったり、腹水がたまっている方が、30分後に腹水がだんだん抜けた方などもいました。腹水は今までは医者で抜いてもらわないと抜けないものだと思っていました。どの症例もびっくりするような事ばかりです。

福田稔(ふくだみのる)先生の講義のあとにご来場の方に治療をし、治療風景も見ることが出来ました。 食べ過ぎ!自分で自分を治せる。治る気があるか?など患者に話しかける時は、はっきりとした口調で言われていますが、患者を治す・治療するには治って欲しいという思いが強くないとはっきりとは言えないと思いました。

刺絡療法(しらくりょうほう)は、先が針になっているもので、押せばはりがでるような作りのようなもので、カチカチと押した後には、少し行った患部から血が出ていました。その後に、磁気針(つむじ風くん)を行います。

頭から始まり、足まで行います。爪もみも良い、ふくらはぎをもむのも体に良いなど今までは部分的なことのみで良いと思っていましたが、福田先生の治療は全身の体を目で見て、触って押して治療を行っています。

治療は簡単に見えますが、誰もが真似できないことだと思いました。まず毛がない人でもつむじが見えたり、耳が遠い方には、耳の上側が赤いとか、背中に線がみえるだろうとか言われて、近くで見ましたがどれも正直わかりませんでした。まず患者さんの体から出しているメッセージが見えるからこそできる技でもありますし、刺絡療法に関しても体の反応を見てですし、真似は出来ないと思いました。

治療は20分ぐらいだったと思います。首がよく回ったり、耳が聞こえやすくなったり、患者さんの体から汗が出てきたり、顔色がよくなったりなどの変化がありました。みなさん明るく、元気が出ています。これが福田先生の患者さんをみながら気をいれるということだと思いました。

余談ですが、福田稔先生が治療をはじめようとすると実際にサーモグラフィで患者さんの体温があがるそうです。他の先生ではそんな現象はおきないと、昔に計測した方から教えて頂きました。

次に福田稔先生の娘さんの福田理恵先生の話でした。福田理恵先生は家ではどのように磁気針をすればよいのか?などをわかりやすく教えてくださいました。とってもわかりやすいです。

福田理恵先生はマクロビオティクスの資格を米国で取得しています。食事に関しましては、毎日の事ですので福田理恵先生に相談すればとても安心だと思いました。




今回発売される『爪もみとつむじ押しで100歳まで生きる! (TJMOOK)』の書籍でマクロビオティクスの部分を監修されています。P58~59のマクロビオティクスの食材陰陽表に表記の間違いがあるみたいです。詳しくは 福田理恵先生のホームページに掲載されています。

講演会終了後、福田稔先生のラジオの取材内容を聞かさせて頂いたり、20分ほど電磁石を使って交流磁気を発生する電気磁気治療器を体験させていただきました。足裏・手のひらなどがすこしムズムズするぐらいで、とくに温まるとかでもありません。

ただ、福田稔先生の磁気針にも使われている磁気でもありますし、普段から体のケアーやサポート用品としてジワジワ体感できるという事を考えたらとっても良いと思います。

勉強会終了後、食事のときにもサプリメントは必要か?代謝酵素・消化酵素についてどう思われるか?など福田稔先生・福田理恵先生などご質問できる機会を頂けました。

キーワードは食事についてはバランスです。

取材の詳しい内容につきましてはNPO法人がん克服サポート研究会の希輝通信(きららつうしん)に掲載させていただく予定です。

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