土地を探している時にある建設会社の看板が出ていたのでどういう目的で土地が欲しいのかを伝えたり、どんな事業をしているのかを話しているうちにグループホームの話になりました。私も以前にグループホーム開設の為に3か所で6回以上説明会を行った事などを話すと、グループホームの開設を頼まれたりする事があるとお聞きしました。
不動産屋でグループホームの運営を行っているとこや頼まれたりするような話をあまり聞かないので、色々と聞いてみるとその会社の会長さんだったのです。
そこで挨拶にどうしても行きたいと思ったので、お話を聞く機会を後日に頂きました。
創業40年になる会社で買取、開発、営業、設計、建築、リフォーム、管理などをすべて行っているのです。家を買って頂いたお客さんからの相続などの相談などもあるらしく、今までのお付き合いのあるお客さんからの相続でもめているから買ってほしい、賃貸で貸していてややこしくなったので買ってほしいというお客さんの困りごとの相談で購入する事もあり、その積み重ねで駅の近くに集中して土地が増えていったというケースもあるそうなのです。
それと、開発申請など数年かかるようなややこしい案件も購入したりするそうなのです。数年かかるという事はお金が動かないので資金繰りは大変だと思うのですが、町を作るというイメージができれば購入されるのです。7000坪の土地の戸建て計画なども行っているのです。
だがいくら安くても絶対に買わないと決めているのもあるのです。買わない土地として谷・池などを買わないそうなのです。
池はヘドロがたまっていてそのまま埋めるとガスが出てくるそうです。すべてのけるか?改良するかだそうですが、お客さんのリスクを考えたうえで、少しでも土地についてリスクがあるものは買わないとしているそうなのです。
開発で山を切り開き、人工的な土地を作るので転圧(てんあつ)をかけながら整地していく。見えない所で買わない条件と、しっかりと安全を確保するために見えない所できっちり行うその考えを聞けてとても安心しました。
グループホームについては、軽度のグループホームがたらないので、行ってほしいと頼まれているそうなのです。他にもナーシングホームのような施設も時代の変化に対応していくうえで必要な施設と思われていて、以前にお医者さんなどに提案をしていたそうなのです。
会長の考えで時代の変化に対応しないと生き残っていけない。そして長くやるのであれば利益よりもリスクを優先するべき。という事を教えて頂きました。だから開発から設計、建築などすべてを行えるように勉強及び事業を行ったり、お客さんの要望にまずは応えてから、あとはどう組み立てていくのかを考えながら進めることもあるのだと思いました。
会長は70歳代でとても元気で、とても話しやすくいつのまにか時間がたち、1時間半ほど貴重なお話を聞く事が出来ました。
玉ねぎが順調に育っています