バリのアニキに会いに行きました!

ウィン住建の勝田さんの企画でバリの兄貴(丸尾孝俊さん)にお会いしに行くことが出来ました。勝田さんとは1年ほど前から不動産情報をお聞きし、中古の戸建てを4件買い、1件は売却のお手伝いをして頂き、とてもお世話になっていました。

1件の売却に関しては、ここでこんな事を書くのはおかしいかもしれませんが、去年の12月に畠中平八会長が亡くなったという事を電話で聞き、とても信じられないという気分の中、その数分後に中古の戸建てが売れました!という連絡がありました。

売りに出して数日の事です。畠中会長からもっと頑張れ!と応援頂いたからこんな奇跡みたいなことがあったのかと思いました。

畠中会長は、ご自身のタヒボでの奇跡の体験より、タヒボの研究に力を入れ、4か国で特許を取得し、今では世界的にも知られるほどの科学的根拠を証明し、健康食品の中では世界で1番というほどの信用力を作り上げた方です。

戦争を体験した話や仲間が戦死して、泣いて話をしてくれた事など今でも思いだす事が出来ます。タヒボの普及をはじめたのも畠中会長にもお会いして、この人が言うものなら信じれるというのもきっかけの一つでした。

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バリでの花

バリの兄貴(丸尾孝俊さん)に会うため、15日に出発しました。アニキの事はあまり知りませんでしたので、1週間前に「大富豪アニキの教え」「金のなる木の育て方」の本を買い、読んでいきました。

16日の20時すぎにアニキの家にお伺いし、21時すぎぐらいにアニキの時間が空き、私たちの質問に答えて頂けました。私は自分の仕事について相談しました。

癌の方に対して、施設と組んで健康についての話や心の話などの道場などが良いのではないか?人に共感してもらえることをすれば良い!失敗とは共感が少ないこと。友達が少ない。求人に関しても友達が少ないから人を募集しないとこない。

いつ死んでもいいかと考えると、離れるという事。離れないと周りは成長しない。取引先とは利害ではなく付き合いをとる。高くても高く払う。人の縁を切ったり、見切りをするのか?子供がそのように育ってもよいのか?

短期で結果の利回りは選ばない、その場所を買い、長期的に考える。痕跡を残してきたのか?どれだけの人と関係をもったのか?

自分が納得しなかったら売らなかったら良い。心ある人に売る。お店をしているので遠慮する必要はない。事業なのだから。

悪口・陰口は聞きたくない。負のスパイラルになる。など兄貴から色々とお聞きし、まだまだ自分の実践力が足りない事を痛感しました。

周りの兄貴とビジネスをしている方は、兄貴のしんどそうにしている姿を見たことがないと言われていました。人とあったらどんな方でもマックスで、劇場がはじまるという感じで常にフルスロットと言われていました。

それと今までに笑わない子などを数分で笑わす事や心を開いてきたのを何度も見てきたと教えて頂きました。

毎日のように子育ての事から年配の方までいろんな相談で来られるそうです。年間2000人以上、日本から来られるそうです。

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左 バリの兄貴(丸尾孝俊さん)、右 坂井正典

 

私達がお会いした時も他にも何人も来ていました。ちょうど兄貴から話を聞いている時に静岡県で地主をされている方がきました。

その方は、3月11日の東日本大震災の1か月前からすごく気分が悪くなり、周りの方に何かがくると、冊子を作り無料で配っていたそうなんです。しかも貸している海側の物件はなぜか売らないといけないと思ったらしく、すべて売ったそうなんです。

勝田さんを通じてPASTIASIAの松下社長や杉山さん、他にも一緒に来た3人の投資家さんからも、今までの生き方のお話を聞けたのでとても刺激になり勉強になりました。

・インディアンは7代目先までの決断をする。
・松の木を植えて自分が生きているうちに立派に育ってなくても死んでから美しく育っていればそれでも良い。

このご縁及びきっかけをどういかすか。欲の為に動くのか?損得勘定の為か?仕事の為か?友達になるためか?その人の為に動くのか?この選択で大きく人生がとても変わると思いました!

私ももっと関わるみんなから応援をもらえる男になりたいと思いました。

勉強会あんど送別会もかねて、まずは参加できるスタッフで飲みにケーションを本日行う予定です。告知が2日前でしたので15人の参加予定ですが、少しづつ私に足らなかったことを取り入れていき、実践できたらと思います。

 

癒手道との出会い

腹水や胸水がたまっている二人の癌の方より続けてご相談がありました。男性と女性で、二人ともご紹介です。

女性は、6月中旬の時点で腹膜播種(ふくまくはしゅ)で腹水がたまっている状態でした。治療は西洋医学の治療は何もせず、石黒式温熱をされていました。

男性は、7月の時点で胆管がんとすい臓癌で食欲もあり、水分もとれる状態でしたが、腹水か胸水がたまっていると医者に言われていた状態でした。点滴の抗がん剤治療を行っていました。

二人の方に科学的根拠のある健康茶をお勧めしました。私も腹水・胸水が抜ける方法を調べてみました。

カッピングも体中にする事により、血液の流れがよくなり、良いのではと思ったので、聞いてみると、腹水や胸水がたまっている方がすると、肌がつっぱってとても痛いそうです。

漢方薬局に聞いてみると、どうしても血液検査のデーターがないと教えてくれないし、この状況で改善できるのかなど何か方法はないのかと調べているうちに、何か胸騒ぎがするので、男性の方に電話をしてみましたがつながりません。

電話がかかってこないので、数日後に紹介者に電話をしてみると、電話した日ぐらいに亡くなったとの事でした。

ある日、女性の方も気になったので紹介してくださった方に電話すると、その日に亡くなったそうなんです。

無力感におちいり、ふと自律神経免疫療法をされていた故福田稔先生の事を思い出しました。福田先生が治療をすると、急に患者さんの体温があがり、腹水が30分後になくなったという話を思い出しました。福田先生の体から気が出ていると聞いたことがありました。

そこで3年前にお問い合わせを頂き知ったぽかぽか村の樋渡 さとし先生の事をふと思い出しました。樋渡先生はとても懐が大きく、とても情熱的でとても良い方で、気の達人だろうという認識でいたのですが、私自身の問題で取材をする事が出来ませんでした。

なぜかふっと頭に出てきて、電話で腹水・胸水がたまっている方も、良くなることがあるのか?を聞いてました。腹水がぬける事は難しいかもしれないが、と言われたのですが、樋渡先生とお話をさせて頂いて、どうしても会ってどんな事をしているのかを知りたいと思いました。

翌週からマスターコース(家庭内療法家育成)があるからとお聞きしたので、参加させてもらいました。

初日からびっくりする事の連続です。「人を治したいと思うな!」「病気の方に施術しても疲れることはない!」「空の状態で関われば、相手に伝わり、相手の悩み・痛みが楽になる!」「体の中の魂が光り輝いていてその上にある心に迷いやくすみがあり、体にあらわれるのが病気で、その心を変えれば体も変わる!」「瞑想で神我の悟りを得れば、気がでる!」「すぐにでも治療家になれる!」などです。

すべて人に依存しない方法です。自分の取り組み次第でできる方法を伝授してくれるのです。

私は、樋渡先生の言っていることを聞いていて、2年ほど前に絵を描いていただいた秋山峰雄先生のことを思い出しました。秋山先生は、宇宙と交信ができるといわれていて、その方の様子を見て、オーラの絵を描いている方です。

実際に2泊3日、体験しました。もう今までの常識を覆すようなことばかりでした。私もレイキを習っていてあまりしっくりしなかったのですが、もう樋渡先生の気というより力は別格です。この先生であれば、どんな方も癒せると思いました。とても大きな存在感があり、何でも答えて頂き、とっても勉強になりました。

体験を終えて、まだまだ知らないことが多く、勉強及び修行が足らないと思いました。これを機会に樋渡先生の勉強会には積極的に参加し、伝えていけたらと思いました。

また詳しくは、情報を整理して希輝通信(ニュースレター)で掲載できたらと思っています。

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マスターコース終了後に樋渡先生(右)との写真

米ぬか酵素風呂もありました!ぽかぽか村の樋渡先生のサイトはこちら http://pokapokamura.com/

 

今年も玉ねぎが収穫できました!

畑では、箕面ビールさんから麦かすをわけてもらうとすぐに畑の土とかき混ぜています。この手法で2年目ですが今年も立派に育ってくれています。やっぱり土の微生物の力はすごいものです。それと去年と同じように海水を天日干しのみしたミネラルたっぷりのオーストラリアの塩をまきました。塩まきは耕す際に1回のみです。 tamanegi 20151129
2015年11月29日のたまねぎ(早生種)の様子

それと今年も畜産堆肥(鶏糞・牛糞)はすべての野菜に一切使っていません。 比較実験についても継続中です。 畜産堆肥と自然農法と健康サポート農園での実験について詳しくはこちら → http://sakaimasanori.com/zikasaien/2505.html

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2016年1月23日たまねぎ(早生種)の様子

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2016年1月23日のたまねぎ(中晩生種)の様子

もちろんすべての野菜は無農薬・無化学肥料ですし、引き続きアートテン農法も導入しています。アートテン農法は、畑のエネルギーを高めるために、畑の四方にエネルギーを発するものを埋めて行う農法です。エネルギーとは目には見えないですが、信じている方々がとても良い作物を作っていたので導入させてもらっています。

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2016年4月16日のたまねぎ(中晩生種)の様子

それと玉ねぎの生育途中には雑草をとった後に3回以上は米ぬかをまいています。米ぬかは、精米所からもらったものです。米ぬかに残留農薬が残っているかまでは正直わかりませんので、気にせず使っています。米ぬかをまく理由はビタミン・ミネラルが豊富なので、玉ねぎの成長とうまみを出すにはとても良いと思っています。

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2016年4月16日たまねぎ(早生種)の様子 茎が曲がると収穫です!

玉ねぎに関しては全体の1割のみ固定種(サラダたまねぎ、ジェットボール、改良雲仙丸玉葱の3種でどれも早生種です)で、残りはタキイのネオアース(中晩生種)を使っています。形や味が微妙に違うかもしれませんが、健康にはこだわっていると自信をもってお勧めできる玉ねぎです。どれがどの品種かわかりませんが、ご了承ください。

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今回は妻・子供及妻のご両親及びスタッフ加藤にも手伝ってもらい、6000個ほど出来上がる予定です。早生種のみ収穫できています。いつもはじめに食べるのに今回は辛くないか?甘みはあるのか?を心配しながら試食します。今年も辛みが少なくほんのり甘みがあり、とっても食べやすい出来上がりです。うまいっすよ!

近所の方及びスタッフもこの玉ねぎを食べたら他の玉ねぎが食べれないと言ってくれているのでとっても嬉しいかぎりです。それと子供達は親しいお友達を呼んで、恒例の玉ねぎ採りを楽しみにしてくれているので、中晩生種のネオアースが6月頃収穫予定ですので、これからたくさんの玉ねぎが出荷できるかと思います。

今まで、種については固定種を使う方が良いと思い、色々な種を使い試していましたが、できる限り1年間保存がきき、なるべく自分で作ったタマネギを長く食べれることを優先すると、タキイのネオアースが一番良いのではと思い、ネオアースばかり作りました。

週末農業であまり手間暇かけるというより、野菜の生命力を見て逆にその姿が自分の学びになるような野菜との関わり方ですが、今回も自信をもってお勧めできる玉ねぎに育ってくれています。

 

英ウィメンズクリニック(不妊治療専門クリニック)に見学に行ってきました

はなぶさウィメンズクリニックは、2011年?2014年に公表された実績では日本一の出産数だそうです。ちなみに2011年の不妊治療実地施設の2011年実績のデーターでは
?延べ妊娠数1857人
?うち体外受精数62人
?うち顕微授精数37人
?うち凍結融解胚移植数 1037人 です。

現在では、患者さんは1日400人ほどで医者16名ほどで診察をしているそうです。患者さんの診察が終えた後に2Fの診察室と7Fの最先端の設備が整っている部屋を見学させていただきました。

あまりここで聞いたことは口外できないのですが、患者さんの大事な精子や卵子を取り扱う培養室や採卵室では何重にもチェックを行い、徹底しています。当たり前かもしれませんが、目視・バーコード・違う人の目などパターンを変えた方法でのチェックです。

最先端の技術も大事ですが、いろんな事を想定して行っているチェック及び情報の共有はすごいと思いました。不妊治療の成果もあがっている年齢別の治療実績も見せて頂きました。

詳しくはこちら → http://www.hanabusaclinic.com/about/results.php

他にも顕微鏡をのぞかせて頂きました。マス目ごとに精子が1匹いてるのかも目視で数えるそうです。私も訳があって見られたことがあります。、、、

漢方などの相談については、サプリメントサポートセンターで医学博士 邵輝(ショウキ)先生が月4回、予約制で行っているそうです。邵輝(しょうき)先生は、鍼灸、漢方、ウイルス免疫学、遺伝子学、予防医学で東洋医学の可能性を統合医療の観点から追求。

タンポポに高い抗ウイルス効果及びホルモン作用があることを突き止め、有効成分「T-1」の存在を発見。タンポポ研究の第一人者で、「タンポポ先生」とも呼ばれています。

邵輝先生の指導により、妊娠率もあがっているデーターも見せて頂きました。お勧めはショウキT-1を34歳までの方であれば、1日2袋、35歳以上であれば3袋で場合によっては松康泉を1日6カプセル?飲まれると良いそうです。それとご家庭で気軽に出来るお灸として邵氏温灸器なども使われるとさらに良いそうです。

syoukisennsei1 左 邵輝先生

この病院を最後の希望と考えて行かれる方も多いみたいです。私と関わるお客様であれば挙児希望(きょじ)として、ご紹介もできますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

11月11日に強い天然酵母を育てる第一酵母へ見学に行ってきました! 

静岡県の三島駅から30分ほどで第一酵母の工場があります。

入って右手側の広いスペースで、洗浄した梅、みかん、ぶどうなどを天日干しするそうです。外気にふれさせることにより、駿河湾からの潮風にのってくる菌や大仙山の方から風にのってくる菌が原料に付着します。育てる環境や土地や素材で大きく差が出てくるそうです。

「腸管には、1000種類の菌がいる体の中で生きて残ろうと思うと、養殖の酵母では効果がない。空気中で生存できるバイタリティある天然酵母でないとダメ。良い環境には良い酵母がすんでいる」という考えのもとに作られているのです。天然酵母菌のもとになる強い天然酵母菌は静岡県の天城山で見つけたのです。

この天日干しを行う場所の下に発酵などを行う施設があります。施設に入る際には頭には帽子をかぶり、白衣を着て、長靴を履き、全身をローラーできれいにし、石鹸で手を洗い、入室しました。

発酵の様子を見させていただきました。天然酵母は生き物ですので、下の写真のように全く発酵の具合が違うのです。
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そのため天然酵母の発酵具合を四六時中見守っているそうです。話を聞くとまともに寝る時間もない、天然酵母を育てるすごい愛情だ!と思いました。

絞り出す作業にもこだわりがあり、徐々に圧をかけしぼりだすのです。この方法が一番、天然酵母を生かせるそうで、あらゆるところでこだわりがあるのです。

この天然酵母を発見したのが多田政一博士です。多田博士は、全世界の数十万件の論文(英・独・仏等)を読破し、そのうち722論文を参考にして、「綜統医学提唱論」(生活医学)を発表しました。

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多田 政一(ただまさかず)博士(左上写真)、当時使っていた顕微鏡(中央)

綜統(そうとう)医学というのは、西洋医学と東洋医学を総合・統一的にとらえた医学、すなわち人間と言うものは全身の医学であって、部分的な医学ではないということです。私たち人間の体は高度に組織化されており、ある部分だけが単独で勝手に病気をするわけでは決してないんです。問題なのは、全身のバランスが崩れて各部位に病気が現れるということなんです。

多田博士は、当時、不治の病といわれ死亡率もトップだった結核患者を多く救ってきたそうなんです。昭和10年?30年頃に考案した食養法「発酵果実食養法」も取り入れて行ってきたそうです。発酵果実食とは、天然酵母飲料と食事をりんごや柑橘類、ぶどうなどの果物中心の食事に置き換えて腸内環境の改善を図るとともに、食べ過ぎからくる不調を取り去る食養法です。

これには意味があり、腸の常在微生物が定着しやすく、おなかの中で消化、吸収、発酵がスムーズに行われる果物だからそうです。

多田博士は「人間は、いろんな菌によっておかされるもするし、有効利用もできる」とも言われていたそうです。感染症はだいたい消火器系の粘膜から入ってくる。インフルエンザ、結核、コレラ、赤痢や食中毒などは、腸の粘膜を通して起こってくるわけです。この粘膜を丈夫にするために大切なのが有用微生物だそうです。

腸内に有用微生物(善玉菌)は、約10兆、悪玉菌10兆、悪玉菌でも善玉菌でもないものが約80兆いると言われています。腸管内の菌は約100兆、重さにすると大腸内の菌で肝臓約1個分の1?1.5キロ、小腸も同等くらいあると考えられてきましたが、その当時から腸管免疫に注目し、結核の方を治してきた事を知ると本当にすごい!と思いました。
腸管免疫については、乳酸菌生産物質や乳酸菌などが体に良いと思っていましたが、酵母についてもとても面白事がわかりました。

酵母は直径10ミクロン足らず(1ミクロンは1ミリの1/1000)の極めて小さな単細胞生物で、細菌(乳酸菌など)が下等微生物に属するのに対し、酵母は高等微生物の真菌類に属すそうです。その構造は人間の細胞と同様、核やミトコンドリアなどを持ち、人間と同じ酵素、同じ代謝経路をもっいるそうです。

また粘質の莢膜(きょうまく)を含む厚い細胞壁に覆われている酵母は、胃酸でも殺菌されず熱に強いという特徴があるそうです。第一酵母の天然酵母は短時間の煮沸でも死滅しません。ちなみに天然酵母でパンを作りますと、170度で焼き上げますがパンの中の酵母は生きているそうです。そのため、天然酵母パンはカビが生えにくいそうです。

そして乳酸菌などの細菌は主に大腸に定住するのに対し、酵母が定住するのは小腸です。小腸は蠕動運動(ぜんどう)が激しく、ほとんどの細菌は通過してしまいますが、酵母は例外で粘着性の莢膜(きょうまく)により小腸粘膜にとどまるそうです。

酵母を発酵させて作る味噌で「3年味噌は薬のうち」という理論を持っていたそうです。時間をかけて熟成が進んだ味噌は、人間の健康に重要な要素を持つという意味を含んでいます。多田博士は、ビタミンやカルシウムといった栄養素を補給するような物質的な健康法でなく、人間が生命体である以上は、生きている食べ物が必要だ!物質に依存しない、真の健康な体作りへの第一歩だと考えていたそうです。

あと綜統医学(そうとういがく)の考え方の中で、常時の血液の過不足変化を調節するものは心臓で、その補助役が脾臓、皮膚(真皮血管叢)、肝臓、腎臓の4者であるという考えがあります。この4者はデポートオルガン(血液貯溜器)であり、適度に血液を出入りさせます。簡潔に言うと、まず脾臓は動脈性調整者、肝臓は静脈性調整者、腎臓は終末調整者、皮膚は反応調整者です。

血液に過不足が生じた時には、これらの4者が収縮あるいは拡張することによって、血液の流量を調整してくれるのです。とても大切な機能ですので、冷え性・かぜ・生活習慣病予防として、肝臓・腎臓・脾臓(ひぞう)の温冷湿布法まで手当と法として考案されているのです。

多田博士の天然酵母飲料は日本補完代替医療学会で発表されています。小腸が腐敗しアンモニアが充満して起こる、高アンモニア血症という病気があります。放っておくと腸のがんになったり、意識が混濁したり、脳の疾患になる厄介な病気です。

臨床試験で10人に天然酵母飲料を続けて飲んでもらったところ、そのうち高アンモニア血症の5人全員が治ってしまった事例があるのです。また正常範囲で高値だった5人中4人は数値が下がり、医師は「薬以上だ」と驚いたそうです。天然酵母は、腐敗を抑えて小腸の自然免疫系を高めることがわかったそうです。

それと酵母の働きとして「オートファジー」自食作用があるそうです。自分の体の中で古くなったたんぱく質を、人体細胞や天然酵母がたべて新しく作り出しているそうです。この現象を酵母で発見したのがノーベル賞候補にも挙がった大隅先生です。オートファジーは、酵母を飢餓状態にしていじめると起こるんだそうです。

天然酵母飲料を顕微鏡で見ると、酵母が動いているんです。酵母以外に乳酸菌など他の菌がいないのもすごい話だそうです。

NPO法人ユー・アイ・クラブでは綜統医学や天然酵母、多田博士の事などの事を情報誌「生活医学ジャーナル」で発信などを行っていますので、是非とも知って頂けたらと思います。NPO法人ユー・アイ・クラブ多田龍生理事長より色々と教えて頂けた1日でした。

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左から2番目がNPO法人ユー・アイ・クラブ 理事長多田先生、真ん中 坂井

天然酵母飲料に携わっている方を見ると、身長も高くなる可能性もあるのではと思いました。小さいころから酵母や腸内環境の事を知っておけばと、身長を伸ばすための違うアプローチができたなーと思いました。

それと、「がんが消えた奇跡のスムージーと毎日つづけたこと」抗がん剤治療を放棄した夫に7か月間していたことの書籍の中でも天然酵母飲料ががんを治すための一部として紹介されていました。