心を育てる

精神の事で悩みのある方とどのように付き合ったら良いだろう?何が良かったのか?と考える事がありました。ダメなことはダメと伝えないといけないですし、どうしてそう思うのかも伝えないといけないと思っています。ただ、相手の為にどこまでしてあげたら良いのだろうか?と悩んだり、こんなおせっかいは良いのか?とも思った事がありました。

そんな事をご縁によって紹介してもらったグローバルジョイントさんにお伺いして、聞いてみました。


答えは1つではないし、無理やり何かをする事でもない。その方の生き方に寄り添うというのが大事であり、本人の中で何かを言い出した時に、こんな考え方などもあるよというぐらいで、心の先回りはしないとの事でした。

なので能動的に動く事はなく受動的に動く事も多いが、そればかりでなくこちらがアプローチする事もある。本人の気持ち、本人のニーズ、目標を聞いてサポートをするとの事でした。

それと、障害特性を知ってもらいたい。就職先でも知ってもらいたいと思っているので地域に知ってもらいたいですし、世の中に知ってもらいたいとのこと。

子供の特性を知って親も手探りで行い、こうなってほしいという思いがあり責任がある。出来なかったらどうして子供は出来ないとおもってしまう事もあると思うし、私達に相談してくださいと言ったりして一緒に考えて行うようなエピソードを聞いてすごい!と思いました。時には親に対しても子供に対してもサポートを行っているのです。

このように教えてくれた方はもともとは会話が苦手で自分の意見を言ってはいけないという生活を送ってきたとの事。だがそのまんまで良いと会社の代表の柏木社長に言って頂き、認めてもらったように思ったと教えてくれました。

そして私にも困ったことがあったらいつでも相談してくれたら良いですよ。と言ってくださりました。

関わり方で変わってくる。あかんよというタイミングであったり言い方であったりするなど常に心に向き合っているからこそ響く言葉でした。

深掘りすると

2021年の4月頃に歯科の先生に取材をさせていただきました。その先生は、歯科の事だけでなく歯周病と腸の関係や腸内環境、還元水、cbdオイル、催眠療法など色々な事を行い、患者の治療にあたっては西洋医学のみにこだわらない先生なのです。

そこでこの先生が腸内環境の事でバイオジェニックスをとりいれている事を知り、そのバイオジェニックスの研究をされている方をお聞きし会いに行きました。

そこでこのバイオジェニックスを加工品に入れるなど色んな展開になりました。

そしてバイオジェニックスを今までに研究してきた東京大学 名誉教授 故光岡 知足先生にたどり着き、そこから今までの研究の内容などを転載させてもらえないのか。などの交渉を行い、歯科先生の体験から歯科先生の研究発表記事、そしてバイオジェニックスの第一人者と言われている光岡先生までたどり着き、NPO法人がん克服サポート研究会で発行している希輝通信(きらら通信)が出来上がろうとしているのです。

ここまでの内容を作るのもあきらめなかったからなのです。記事には締め切りがありましたが、読んでもがん・病気の方の立場からすると、これで良いのか?と思い、何度もアプローチを変えてもらって内容を修正してもらったり追加で情報がないか探してもらいました。

他にも色んな事で出来ないとあきらめていた事がアプローチを変えたり、周りの方の協力で打開される事がありました。このような経験がスタッフの成長及び勉強になると思っています。

人に怒られたという記憶だけ残っていて、どうしてなのか?もある程度覚えているが、一度怒られているので、その方に電話を躊躇するという事もあると思います。だが、怒る理由をしっかりと分析すれば、怒られた!という印象でなく、この方はこのような性格でこのような理由だったと思えばすぐに電話が出来ます。

例えばこのケースで怒られたので電話が出来ない事に悩んでいる人に合わせて、他の人がかわりに行ってもその人は何も成長しません。

相手に怒らずに大きな心で対応してもらう事を求めるのも良いですが、相手の望むことをしない限り、その方の対応方法は自己満足につながり、人間的な器を広げる事とコミュニケーション能力の発展もありません。



どこにおもきを置いて関わるのか?積み重ねてきた経験・関りなどでも何を目的に行ってきたのかで変わってくると思った出来事でした。

2日間の見学

大和当帰(やまととうき)を作っている奈良県の農家さんに会いに行きました。トウキの根は生薬として主に婦人薬として使用され、冷え症用薬、保健強壮薬、精神神経用薬、尿路疾患用薬等の処方に高頻度で配合されます。

葉の部分が平成24年より「非医」扱いとなったことから、奈良県の6次産業を推進している方の紹介で大和当帰の葉が薬膳スープカレーに良いのではと提案して頂き、お話を聞く機会を頂きました。

大和当帰は茎が赤いのが特徴らしく、北海当帰(ほっかいとうき)・日向当帰(ひゅうがとうき)は茎が緑色らしいのです。当帰はセリ科の多年草本でセロリのような香りが特長です。


大和当帰

しかもここの農家さんは、有機JAS認証を取得しており、ビワの葉、桑の葉・柿の葉、ヨモギなどなんでも育てており、ハウスは200棟ほどあるそうなんです。

葉物につく虫についてどうしているか聞くと、野菜によってつく虫が決まっているため、土の中にいる虫が食べない野菜を間に育てて、食べるものがないようにしたり、ハウスの温度を高温にしたりしてを続けていくと、3年したら虫や雑草などがなくなるとの事。

しかも肥料は、色んな食品会社や加工会社から譲ってもらったりしてり、使わなくなった物を有効利用しているのです。そのため年間の肥料代も抑えれるとの事。

色んな葉などを乾燥させるのも色が茶色にならないように、乾燥方法にもこだわっているのです。色んな工夫をされていてとても規模が大きい農家さんです。

次の日は岐阜県に行き、ナーシングホームの見学に行きました。がんの方がどのように過ごしたいのか?誰といたいのか?を実現してくれる施設です。

コロナ禍でも面会はOK、部屋での泊りOK、好きなものは食べても良いですし、買い物や外出もOKなのです。どのように過ごして病気と向き合うのかをサポートする施設なのです。

今までに何年もナーシングホームをされている方と話をすると、がんでどのような最期を送るかを考えて入所されるとの事でした。そこから良くなる方はいるのか?も聞きました。そしたら今までにないとの事でした。

それを聞いて愕然としました。私は医者に見放された方がその人の生きる気持ちと努力で治した方を知っていますし、そのようなサポートを行っているからです。

岐阜県から帰る車の中で、訪問看護のスタッフに電話をしました。それは私達もそのような方と向き合うけどやってみたいか?できるか?と確認をしました。

生きるためにどのような選択法があるのか?私達が力を合わせて、なんとか1%でも良くなる確率が上がればと思っています。その日は、朝3時半に目が覚め、5時過ぎぐらいから一人でドライブしました。


豊能町にある法輪寺からの景色

豊能町の法輪寺に初めて行き、入り口には「一生の終わりに残るものは、自分が集めたものでなく、自分が与えたもの」と書かれていました。

加工会社で入らなくなった野菜くずなどを使い肥料にして野菜を育て、仲間も増やして大規模化された農家、がんの方が安心して過ごせるナーシングホーム。私達なら自然・心の調和・良くなる可能性なども伝えれるかもしれません。

心の思うがままに動けばすべての出来事が色んな意味がありつながって行くのかもしれません。

調べる探すは改善の第一歩

今までは社内で玉ねぎドレッシングの製品化の準備として、皮むきと傷んでいる所を除く作業を行っていましたが、今年の玉ねぎドレッシングは、箕面市にある生活介護事業所 と就労継続支援B型事業所にお願いしました。

精神障がい者の方もいらっしゃいますが、作業するのも細かくしっかりやってくれる方が比較的多いという話でした。玉葱を持って行った時もあいさつもしっかりしてくれますし、20キロほど入った玉ねぎを軽トラから降ろしているいる際には、体が悪くお手伝いが出来ないと、とても気にして頂き気配りをして頂けました。

障がい者のグループホームをはじめようとした時は精神障がい者というだけで、奇声を発したり、近所の物を破損したりするのでは?という意見や周りの住宅価格の価値が下がると言われましたが、そのような方に限って、グループホームに住まれる方の精神障がい者の特性を知らないですし、知ろうとしないのです。


見た目は違うがみんな生きている。とっても良い。サボテンは蛍光灯でも育つそうです

精神障がい者の住宅を探している会社に電話をして、どのような事をしているのかも聞きに行きました。そこにはルールがあります。訪問看護で関りが出来ている方か通院などが出来ている方、そしてケースワーカーと一緒に面談なども行い、住宅紹介をできるか判断するのです。とにかく色んな関係機関と関りがあり、どのような方かある程度わかる方になっているのです。

しかも関西すべてを自社で管理も行い、何か故障したら駆けつけたり、カギの紛失されたらかけつけたり、他の人へ管理の委託やをせずにすべて自社で行っているのです。それは精神障がい者の方が業者が部屋に入るのを拒んだり、抵抗があったら困るという配慮で自分達ですべて紹介した物件は転貸という形で管理しているのです。しかも何百人をです。すごい!と思いました。

グループホームも日中は働ける人や人を傷つけない人などルールがあり、暴行など行うと退所や病院入院などのケースもあり、ルールはしっかりありますし、しかも世話人が常駐しているのでとても安心なのです。

そのようなルールも理解しようとせずに知ろうとせずに、病気や障害を持っている方に偏見を行う方がグループホームの説明会の時に多かったのです。

物件を買う時も業者は必要以上に調べない代わりに安くしてもらえるケースがあります。建築物を建て壊した時に産廃の領収書がないので、不法投棄が地中にあるかもしれないや水道が出ない、出る事がわからないなどで物件購入を値引きして頂いたケースがありました。

茨木市の1Fを店舗兼事務所兼相談室にするために調査を行っています。水道・ガスは使えなくて、インターネット回線もNTTに来てもらって引けなかったのです。なのでインタネット回線は調査を行ってもらう予定で水道は、排水溝があるので雑排と汚水の状況がどのようになっているのかカメラを通してもらい調査してもらいました。下水管の図面が全くなく、工事の履歴も全くなかったからです。

水道管は過去に切断されていましたのでガス管をのルートに水道管を通すという方法です。トイレはつける場合は、一段高くして取り付けれるという事でした。今までに2社の水道会社に聞きましたが無理でしたが、今回老人ホームでお世話になるプロパン会社の紹介の方であれば可能だったのです。


どこをひねっても水が出ない・図面がない

出来るかどうか調べる!探す!はとても大事だと思いました。

コロナの場合も色んな情報があります。ワクチンをすれば安心・陰謀説・5Gの影響・酸化グラフェンが血栓・血液凝固に関わる、人間本来の免疫力グルタチオンがカギを握るなど色んな情報がありますが、すべて自分なりに調べたり、今までの生き方や関わり方で判断すればよいと思います。

明日は、薬膳スープカレーに大和当帰(やまととうき)の見学予定です。そのあとレトルト工場見学予定ですし、質の向上と企業努力を怠る、現状に満足することなく、改善できるように動き続けたいと思います。

身近な所に解決の糸口が

兵庫県にある障がい者のグループホームに見学に行ってきました。周りは閑静な住宅街で良い場所にありました。この場所の理由を聞いてみますと、住居を貸してくれる人がいないそうなのです。なので投資家に通常の賃料で借りるのでなく、賃料を通常賃料より高く払う提案をしたりして、借りているそうなのです。

開設も町内会の会長及び議員・民生委員の方に相談したりして、まずは申請をして認可されてから近隣にあいさつに行くという方法でした。サービス管理責任者は、数回代わり今の方は、グループホームを準備している段階から入居者が決まるような関りが出来る方で、その方から勉強したいと思うスタッフもいるぐらいでとても良い方にめぐり合えたそうです。

ここの会社のパートナーの方が不動産の営業を行っていて、投資家に提案したりしてグループホームができる場所の確保を行ってるのです。その方は趣味が共通する事があったので何回も会っていた時にグループホームの話になり、不動産以外にも福祉を勉強してきた事を知り、一緒に事業をするようになったそうなのです。

次の日は薬膳スープカレーの開発のために試食をしていました。ふとどんな活動をしているのか10年ぶりぐらいに電話をしてみると、児童発達支援施設及び放課後等デイサービスを組み合わせた多機能型事業所を行っていたとの事でした。

それを大阪で行うために大阪に戻ってきたという話でどうしてその仕事をしているのか?を聞くと、息子がアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)で息子のために「発達障害」を勉強して、脳科学を勉強して治してやりたい!良くしてやりたい!という思いでIPS細胞の山中教授に聞いたり、エジソンアインシュタインスクールで講師をしながら勉強したり、脳科学の論文まで読み、論文を書いてきたり、児童発達支援施設の開設のお手伝いをしているとの事。


教材で使う自作の知育玩具

そんな事をしているんだーと思い聞いている時にカレーの話になり、以前に私があった事がある人が今は料理研究家・食材アドバイザーを行っており、淡路島の薬膳カレーの開発をしていたと聞いたので会わしてほしいとなり、淡路島に行きました。

会っても全く覚えてませんが、試作の薬膳スープカレーを持っていき、何が足りないのか?どうすれば良いのか?を聞きました。しかもスタッフが作る際に動画を撮っていたのでそれも見せると、スープのとりかたまで教えて頂き、とっても参考になりました。

厨房やオープン予定のラーメン店・パンが食べれるベーカリーカフェ ミサキ・160余年伝統の味が引き継がれている宝来堂(ほうらいどう)でとけないアイスくずバーなども食べたり見学に行き、大阪に帰っている時には脳科学の事を聞き、発達障害は治る・良くなると教えて頂き、4年生~5年生の時には発達障害を克服・改善する事を目指して卒業させるとの事。


ベーカリーカフェ ミサキの入り口

例えば、児童発達支援施設に来ている子が施設の営業時間が終了しても帰りたくない、泊まりたいとなった時に説得するのか?無理やり引っ張って連れて帰るのか?怒ったりするのか?どう対応すると思うのかという話になりました。

何もわからない方は、説得したり、引っ張ったり、怒ったりするそうですが、運営していた施設では、帰る時間であると伝えて全部電気も消して、ひたすら待つそうなのです。なので他の施設では、マニュアルがあったりして同じような対応になるかもしれないが、脳科学を理解した上での対応なので、対応できる施設が少ないと教えてくれました。とにかく8歳までが大事であり、常に新しい事を経験させることによりニューロンが成長し樹状突起が増え、情報伝達ネットワークが増加することにより、情報の処理がスムーズにいくと考えているのです。

以前に希輝通信18号(きらら)で取材した堀尾さんは脳出血から左半身麻痺、そこから 独自のリハビリ方法を編み出し、「一生治らない」と言われた麻痺から奇跡の復活をされ、同じような方を何人も治しています。そこでは足首・膝などを固定する装具をはずして歩く練習を行ったり、車いすを使って歩く練習を行ったり、常に訓練を行います。

そこでも脳は訓練すれば手足が動くように再生されるし、脳の機能が回復すれば、麻痺した方も必ず歩けるようになるという考えなのです。

発達障害も改善できる!とはじめて知りました。

自作の杉の木を使った知育玩具も見せてもらい、実際に遊んでみました。とっても面白いですし、勉強になります。知育玩具・iPadを全員に配布・外部講師を呼んで外で遊んだり、息子が良くなると思う事はどんどん取り入れたそうなのです。

淡路島の前日は和歌山に行き、玉ねぎドレッシングを使ったシカ肉のハンバーグ、鹿肉コロッケを試食。無理なお願いを聞いてくださり、去年にラベル張りをお願いした就労支援事業所とここまで関りができ、ここまでお世話になるとは思ってもいませんでした。

鹿肉でなく大豆ミート・オムニポーク・オムニミートを使う事も考えいますし、大阪ではヴィーガン対応のパプリカ食堂では代替肉を使ったハンバーグなども提供していると聞いたので食べに行こうと思っています。

身近な所で色んな勉強ができ、色々と助かった1週間でした。


ポタージュスープ用のじゃがいもも収穫、他にはにんにく、トウモロコシ、キュウリ、ナス、ズッキーニ

堀尾さんは脳出血から左半身麻痺、そこから 独自のリハビリ方法を編み出した方法を希輝通信18号(きらら)に掲載!無料配布!詳しくはこちら