どう活かすのか?野菜編

ブラックボールスイカを切ってみました。黒いスイカというより緑色の濃いスイカで、みかけはスイカをひっくり返したりして育てていませんので茶色の部分ができたりしますが、中身はとっても赤く甘ーいスイカでした。

ブラックボールスイカを半分に

このスイカも無農薬・無化学肥料で米ぬか・麦芽・EM菌で出来たものです。ちなみに水やりは一度も行っていません。それでも中身はジューシーです。

ジャンボスイカもスイカの最後の収穫のときに採れました。今年は15個ほど収穫できたと思います。

かごの半分以上の大きさのジャンボスイカ

肥料を発酵肥料から麦芽に変えたことにより、動物性肥料から脱却できたのですが、麦芽は市販の売っているものでなく、ビールの役目を終えた麦芽を毎週週末に軽トラに満杯つめこみ、畑におろして肥料置き場にせっせと運んでいるので、お金を使わない分、とっても体を使い、それだけで汗だくです。

この暑さの時には、どれだけ市販の肥料が労力も時間もかからず、便利なものかと思ってしまいますが、麦芽を運ぶことをやめて、しんどいから違う肥料にしようという話をしたことはありません。(もっと野菜の成長に良く、植物性であまり労力がいらない物があれば別ですが)

正直ロハスを意識したり、人が使わなくなった資源の循環を自らの足で調達から、それを活かすためにこだわればこだわるほど時間はかかりますが、いらなくなった物を活かせた時は、ちょっとうれしい気持ちになります。

社内で作っている健康サポート専門店野菜を発酵させているのも、形や見た目が悪くてそれだけで買う事を敬遠してしまう野菜達から作り、野菜発酵エキスができるか試しています。今日試飲してみましたが、うまいっす。

社内で作っている自家製野菜酵素エキス

以前に滋賀で障害者の方の雇用と障害者の方の支援について講演を聞きに行き、親睦会の時に向かい合って座っていた方から琵琶湖の水草を肥料の一部にしているとお聞きし、とてもすばらしいと思ったことがあります。もちろん琵琶湖の環境にも良いですし、畑にも良いですが、労力はめちゃくちゃかかっていると思っています。

すべては何の為に行うのか?どう活かすのか?

高槻農園の星野尾さんからおすそ分けして頂いたらっきょも私はあまり好きでない野菜ですが、たまたまスタッフのかたにが毎年つけているとの事で作ったら味見させてくださいねという事でらっきょを渡しました。

作ってもらったらっきょは甘酢漬けとピクルスです。玉ねぎとあげにんにくを足して2で割ったカリッとした食感で、私がしっているやわらかいカレーについているらっきょとは大きく違いうまいっす。私のご飯のおともになっています。

その次の日にスタッフもとおかが作ったきゅうりとなすびの古漬けを頂きました。味はすっぱくこれまた違ううまさで、市販で売ってないような味で、ご飯のおともになっています。

左上甘酢らっきょ下ピクルス 右古漬けきゅうりとなす

どれもスタッフが時間をかけ手を加え、自分の好みの味に変えているのです。それを頂けてありがたいかぎりです。

鶏糞・牛糞を使わなくても育っている野菜

今までで一番大きなスイカを収穫できました。この畝と人参・さつまいもなどは、ビールの原料となる麦芽やホップに、米ぬかにEM活性液をくわえたもので育てています。動物性肥料(鶏糞・牛糞)を一切使っていませんし、無化学肥料で無農薬です。

健康サポート専門店スイカ

人参もいつのまにか雑草でわかりにくくなっている中、立派に育っていました。

雑草抜きしながら収穫した人参

こどもピーマンは種からでも十分に立派に育ってくれています。

種から育ったバジル(左下)・こどもぴーまん

ピーマン・伏見甘長とうがらし・なすも十分な収穫量です。かぼちゃは4個目でズッキーニはいつのまにかジャンボズッキーニになるぐらい1週間で成長します。

ピーマンがあっという間に何個も出来ています。

キャベツもかなり虫食いのあながありますが、毎週2個以上は収穫しています。葉物野菜は少なくなってきましたが、ツルムラサキの葉が収穫できるようになってきました。つるむらさきの葉はネバネバしてて、おもしろい食感です。うまいっす!

1週間分の野菜を収穫

 

さつまいもの苗も150本は買って定植しましたが、そこからツルが大きく伸び、200本切り取り定植することが出来ました。いつもながらさつまいもの定植したては元気がないのですが、いつのまにかしっかりと根をはやし元気になり、立派に育っていく姿は何度見ても美しいものです。

子蔓を定植したさつまいも(左)と親蔓となっているさつまいも

 

玉ねぎを収穫

今年は玉ねぎをおよそですが1500個ほどは育てていましたが、どれも玉葱が小さく、トウが多くたちだしました。大きく育った玉ねぎは、茎が倒れているので収穫は後回しにしています。今回はEMペレットのみの畝と鶏糞のみの畝とビタミン・ミネラルが豊富な肥料を使った畝とで育ちを比べてみました。もろろん無農薬・無化学肥料で作っています。

最初は、EMペレットで育てた玉ねぎが一番大きくなるのではと思ったのですが、一番立派に育ったのはビタミン・ミネラルが豊富な肥料を使った畝でした。鶏糞とEMペレットの畝はそれほど大きさも変わらなかったです。どの畝にも甘さの秘訣の米ぬかを何度かまいてもらっています。

小さいですが、今年は5回以上は米ぬかをまいている成果もあり今年も玉ねぎは甘いです。

玉葱の収穫

星野尾さんの農園では無農薬・無化学肥料で育てている人参が収穫できるぐらいになり、持っていただけました。長いので15センチほどでもう少しすれば、出荷できるぐらいまでどれも育つとの事でした。あと1ヶ月ぐらいで販売を再開できるかと思います。

星野尾農園の無農薬人参

他にもにんにくの大きさ順にジャンボにんにく・青森6片にんにく・島ニンニクを持って頂き、さらに珍しいアーティチョーク、らっきょなども持って来てくださいました。健康サポート専門店農園に比べてにんにくはどれもとても立派に成長しています。

ジャンボにんにく・青森6片にんにく・島ニンニク・アーティチョーク・らっきょ

にんにくは去年の残っていた種で100個ぐらいは育ったのですが、どれもこんな大きさではなくかなり小さいです。来年はこのジャンボニンニクを使い、育ててみようかと思っています。

アーティチョークを蒸して焼き半分に切りました

アーティチョークを5分ほど茹でてもらい、バターや塩をかけオーブンで180度にし、10分焼いてもらいました。上の写真の黒く囲っている部分を主に食べてみました。食感は、じゃがいもと里芋をたして2でわったような柔らかさでもあるし、アスパラより柔らかい感じでもあり、くせのない味です。うまかったです。

黒く囲んでいる部分も柔らかく食べれます
なんにでもあいそうですが、作るのにかなりの面積を要しますので、なかなか育てるまではふみだせない野菜です。星野尾さんはレストランにも食材を提供しているので、料理長にとってはありがたい野菜だと思います。らっきょに関しましては、毎年つけていたというスタッフがいましたので、味見をさせていただく予定です。
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腸内環境商品で特許取得しているヤングを試してみました

young(ヤング)を知ったのは、前立腺がんのお父さんの為に買って頂けた方にお聞きしました。その方はご夫婦で接骨院の免許を取得されていて、旦那さんは経営されていますし、その方のご両親も接骨院を経営されている方です。

その方が東京にいた時に西原研究所に行き、西原先生の印象でやさしいオーラを感じ、とってもすばらしい先生なので、是非とも癌克服で大きな成果をあげている先生の取材活動をしているのであれば取材に行ったらと教えてくださいました。その際にヤングという商品の話も初めて聞きました。私は人から良いと聞けば調べてみたり電話をしてみます。

そのようなご縁で西原先生に取材をさせて頂いたり、ヤングの社長ともお会いすることが出来ました。

ヤングの栓を抜き、キャップとスプーン付属写真

ヤングはもともと薬として使われていたものですので、公開特許の中に炎症抑制作用及び感染症防御作用の効能特許・バンコマイシン耐性陽球菌に対して殺菌・感染防御作用の特許・レトロウィルス(エイズ・白血病)感染症治療薬としての効能特許公報に公開など、腸内環境商品でここまで裏付けがある商品を初めて知りました。

ヤングの商品を扱っていましたら特許の内容すら書けませんが、まだヤングを試しただけですし、扱えるかどうかもわかりませんが、こんな商品もあるという事を知って頂けたらと思い、特許の内容を書きました。

世の中には、インターネット上にはださない商品や医者でしか販売できない商品もあります。それは、対面でカウンセリングを重視してやっと販売したのに、ネットで気軽に買えると、カウンセリングをして伝えた方との関係が切れてしまうという事もあるからと考えるメーカーさんもいらっしゃるからです。

ヤングも商品の特性としては、カウンセリング重視ですし、扱うとか以前に会社を確認しに来るほど徹底している会社でもあります。しかもヤングの社長は、めちゃくちゃ人間の体について詳しいですし、西原研究所に勉強の為に何日も出入りをされていたそうです。

社長が作った資料の中で商品を扱ってもらう会社には、最低限知ってもらいたい体のメカニズムをまとめた資料がありますが、とっても参考になりここまで詳しくわかりやすくまとめた資料は見たことがないというレベルです。

私は30日間ほどヤングのみを試してみました。試す際には、今まで使っていたサプリメントは一切やめてほしいといわれました。いろんな物を試していたので、毎晩ヤングの製品についている小さなスプーンすりきれ分1ミリリットルを水60ミリリットルぐらいに入れて朝起きてからと、夜寝る前に飲んでいました。最低3種類以上の健康食品を飲んでいましたので、少し物足りないような気もしましたが、調子はとても良かったです。

付属のスプーンすりきれ分を水に薄めた写真

数日してとても暑い日に農作業をし、次の日は頭痛のようなのがありましたが、それはヤングのせいなのか軽い日射病なのかはわかりませんが、その後はいつもながら調子もよく、肌の状態も良かったです。妻も試しましたが肌の状態は良かったみたいです。

量より質でもありますし、合う合わないもあると思いますが、20種類の乳酸菌・酵母菌が長い時間をかけ、少しずつ作りだした天然のビタミン・ミネラル・アミノ酸を含んだ養分ですので、体には間違いなく良いと思っています。

健康食品及びサプリメントに含まれる乳酸菌・酵母菌に関しても数が多いから単純に良いではなく、かけあわせ方や菌の分解能力なども重要ですし、どのような物質・成分になったり・特許があるかも判断の基準であると思っています。

第二回統合医療研修会in憲政記念館に参加して

特別講演で森山晃嗣先生 (がんコントロール協会理事長)が「OTA宣言と食事療法を含めた統合医療について」お話してくださいました。森山先生には以前にも取材させていただいた事がありましたが、お話を聞いてあらためて西洋医学の治療についてのリスクと栄養の重要性を確認する事ができました。

OTAとはアメリカ議会の調査専門部門でアメリカ議会技術評価局(Office Of Technology Assessment)のことだそうです。OTAは数年ほど前からヘルス・プログラム(ガン問題調査委員会)を設けて、がんの非通常療法のことを調べているそうです。この非通常療法とは、食事、栄養、免疫、心理、精神療法などでがんを克服しようとする療法の事です。

OTAのレポートの中には、抗ガン剤ははたしてその使用を正当化するだけの根拠があるのか?という疑問もあり「現在のガン治療が少なくともアメリカ国立癌研究所(NSI)がいうほど効果がなく、がん療法(通常療法)には見るべき進歩が何もなかった」と、指摘されているらしいです。

他にも実験で3種の抗ガン剤を同時に与える組と2種の抗ガン剤をする組と1種類だけしか抗ガン剤をしない組での実験結果では、がんは3種類の抗がん剤をした組では、がんは一番小さくなったが、1番副作用もきつく1番寿命が短かったという驚く結果を教えてくださいました。

そこでがん治療には、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・必須脂肪酸(オメガ3 オメガ6)・植物栄養物質などが必要となってくるのです。

他にも講演会でドイツ州立大学補完代替医療講師 坂井康起先生がタヒボの報告なども紹介してくださいました。アメリカでもコロイドヨードに注目していて、日本のコロイドヨードの質が良いこともわかりましたので、色々と勉強になりました。