医者から見離され、もう治ることはないと言われていた
ナターシャの足。
子馬と過ごす日々が彼女に奇跡を起こしたのです。
学校まで2時間の道のりを子馬に乗って通うナターシャ。
曲がらない足を伸ばしたまま子馬に乗り、
首に腕を巻きつけて必死でしがみつくナターシャ。
そんな生活をしていくうちにナターシャの足は
少しずつ曲がるようになってきました。
子馬の世話をしてあげたい、愛情を注ぎたい、
草を食べさせてやりたい、
お水を汲んできてあげたい。
いつしかナターシャの足は、200メートルも
離れた水汲み場まで歩いていけるまでになったのです!
世の中には科学では解明できないこともたくさんあります。
また、人間の可能性には計り知れないものがあるようです。
常識では考えられないこと、科学的には説明できないことでも、
事実がすべてを語ってくれます。
そんな人間の底知れぬ可能性を信じ続けていきたいものです。