治らないといわれた足で歩けるようになった!??

【前号までのあらすじ】
子馬の世話をしたい一心で必死に身体を動かそうとするナターシャ。
母親はそんなナターシャをこの子馬に乗せてあげようと考えました。

?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?

関節の曲がらないナターシャにとって馬に乗ることは至難の業です。
普通、馬に乗るときには膝を曲げなければならないし、
足で馬のおなかを蹴ったりすることも必要なのですが、
ナターシャにはそれが出来ないのですから。

それでもあえてご両親はナターシャを馬に乗せたのです。
ナターシャは自由にならない体で馬に乗ることの怖さを
感じてはいるようでしたが大好きな子馬に乗る
うれしさのほうが大きかったようです。

ナターシャは曲がらない自分の足の関節を伸ばしたまま、
子馬の首に腕を巻きつけ、振り落とされないように
必死でしがみつきました。
馬に乗って学校まで2時間の道のりを、
母親は横についてしっかりと見守っていたのでした。

そんな日々を続けているうちに、ナターシャの足に変化が現れたのです。
医者からも見離され、もう治ることはないと言われていた
ナターシャの足がほんの少しだけ曲がるようになってきたのです!

(ナターシャの足が曲がった!さらに・・・?
・・・続きは次号で!)