寒い時期の畑仕事

玉ねぎの苗をまき終わるとそのまわりに米ぬかをまいたりします。茨木市の畑では猪が出るようになり、畑の土を掘り返してあらしまくっているのです。土を掘り返しても全く野菜は食べません。周りの農家さんが言うには土を掘り返してミミズを食べているそうなのです。イノシシは、米ぬかなども好きで玉ねぎの畝に米ぬかをたっぷりまき玉ねぎを定植していました。

すると、猪に何カ所か掘り返されていました。だが米ぬかを目当てに掘り返したような感じではなく、土の中のミミズ?が目あてなのか、ほんと不思議な猪でもあります。だが米ぬかを入れてマルチをした畝の場所だけが狙われたので念のためにアニマルネットをしました。

箕面市の畑では、猪の被害もありませんが米ぬかをまくと鳥がよってきてたのですが、寒くてよってきてなかったので、米ぬかをまくのを子供達に手伝ってもらいました。二人で2時間ほど玉ねぎの周りに米ぬかをまいてもらい7畝で4400個ほどお手伝いをしてもらいました。

他にも収穫が終わった畝のマルチの片付け、体験農園後の畝の所で採り残しのジャガイモを種芋にするためにかき集めたり、ゴミを集またり、土壌改良のために1メートルぐらい畑を掘り、水が抜けているかの観察や穴が増えてきたら、菌床・もみ殻・落ち葉・剪定枝などを入れる準備など、作物を作るための準備は手間をかけた分だけ体に良くなり美味しくなるのです。

ここが人には見えにくい努力であり、いかに続けるかだと思っています。

玉ねぎの種まきはすべてが発芽するわけでないので、玉ねぎの苗が足らないより十分に余るぐらいを心がけて種をまくのでかなり畑で苗が残っているのです。それを分けてほしいとご近所の農家さんが言ってきたのでおすそ分けすると、立派な白菜・水菜を頂きました。思いがけないプレゼントでありがたいものです。

周りの農家さんとも話したりする事もありますし、あっという間に畑での1日は終わります。今年は、周りの耕作放棄地を徐々にですが借りていき、農地も広げていき、加工品も増やしていけたらと思っています。

就労継続支援B型事業所を行うには

就労継続支援B型事業所を行いたいと思い、箕面市にあるRC(鉄筋コンクリート造)で建てられた戸建てを事業所としてできるのか調査をしています。この建物は旧耐震基準で昭和56年以前に建てられた建物です。

箕面市では旧耐震では、木造、鉄骨、RCの建物はすべて耐震診断をして欲しいという要望で必ずしもしないといけないように話してきます。RCの耐震診断とその後の補強工事に数百万かかります。大阪市にもそこまでしないといけないのかを聞いてみました。

すると建築概要書のみで建築確認済み書がなくても客観的に安全と診断できれば1級建築士の免許書の写しの添付と証明で良いとの事でした。

そこで厚生労働省にも聞いてみると就労継続支援B型事業所の開設にあたって必ずしも旧耐震基準の建物で耐震診断は義務ではないという話でした。ここまで調べないと言われるがままに対応する事になっていました。

結局、概要書しかなければ、概要書通りでに建築されたかどうかの確認を建築士にしてもらい箕面市に提出してOKであればそれで良かったのです。


玉ねぎ全部で2万5000個ほど定植が完了で最後の畝

他にも消防設備について3階建てであれば有線での火災報知器の設備が必要で2階建てであれば無線の火災報知器の設備で良かったりと変わってきます。それと壁・屋根の防火対応なのかも確認をしないといけません。

それとその場所の地区計画・用途地域も確認し、箕面市の建築指導課にも確認しました。保健所にも第一種低層住居専用地域での加工品が出来るのかを建築指導課に聞いてほしいという事で確認もしました。加工品の場合は、加工品によっては届け出だけで良いものから様々です。

第一種低層住居専用地域でも労継続支援B型事業所として農産物の加工所としても開設ができるのです。

ほぼ確認が終わりましたので、両隣、前方2件、自治会の会長宅に行き、すべての条件が整ったら就労継続支援B型事業所として行う事を話してきました。

私達が行っている農地も来年9月まででその農地には物流倉庫及び大型スーパーを建てるのです。さらに茨木市の山手の方でも商業施設の誘致の動きもあります。

高齢者が増えて、農業の後継者がいない。そこで農業をされている方は農地を手放し、施設に変わるそんな動きが箕面市ではあります。農業をしたいと思う方も少ないのでお互いが良いのですが、それで良いのかと思います。

私達ができる事は農業は心と体が健康になり、生きていく為には必要でビジネスとしてモデル化したり、見本をみせて後から来るもののために実践する事だと思っています。

まだすべてが決定したわけではありませんが、年末までの動きです。

それと年末排水が詰まっている事で水道工事を依頼しそれでも汚水がたまっていたので業者が市に調査を依頼してくれました。すると、目の前の道路をこえてその先の樹木の根が伸びて排水管をふさいでいるのです。ビックリです。

1つ1つ解決しながら来年も全力で突っ走りたいと思っています。

ご縁はおもしろい

たまたま隣に座って話を聞いてみると、建築士の方で不動産業も行っていて、豊能郡能勢町で「かみかみごはん」という子どもと地球が笑う自然食カフェを行っているのです。しかも畑も自然農で行っていて自然のままに育てる農法を行っているのです。

しかも能勢はシカがよく出るらしくて米がやられても忙しいのでちょうど良いぐらいと話される方です。持続可能な循環社会を目指されているのです。お風呂にはセイタカアワダチソウのつぼみをアトピーの方には入浴剤として良いと教えてくださいました。若杉ばぁちゃんから色々な食事法の勉強をされたり、東城百合子先生の事もご存じで鯉こくとゴボウを煮詰めたものがお勧めとも教えて頂けました。

それとママさんの輝く場所を作る取り組みとして空き家の再生なども自分達で設計してリフォームもされようとしているのです。色んな事で話が合い、是非とも空き家再生などで協力がしたいとお伝えしました。来年には一度行ってみたいと思っています。


写真左:乾燥していくと色も変化していきます。ムクナ豆? 八升豆(はっしょうまめ)

次に交流会ではじめに話した方は整体を経営されていて、痛みがなくなるシールがあるという事で痛い個所にシールを貼ってもらいました。あまり楽になったかわからなかったのですが、歩けなかった犬がこのシールを貼った後に歩いている動画を見てすごい!と思い、後日話を聞いてみました。

このシールはアメリカで医療機器として特許を取得し、光線療法(フォトセラピー)パッチとして世界100ヶ国以上で使われているそうです。しかもシールによって目的別に作られており、人の体内で幹細胞を活性化させる銅ペプチド(GHK-Cu)を高める作用が臨床的に報告されているもの、血中のグルタチオンを増加させて、体内毒素や重金属の排出を促進する効果が期待できるものなど10種類近くあるのです。貼っとくだけで体が整うらしいのです。

他にも中古戸建の契約をした売り主の方に色々と話を聞いてみると、契約する時間はすぐに終わったのですが、一緒にお茶を飲みに行く事になり、そこで私の誕生日などを伝えると月星座が山羊座らしくて教えていただ日が新月らしく、理念を深めるとさらに良くなることをお伝えしたりするなどのメッセージをお伝えするご縁があったのではとの事でした。

その方は、いまは約200年に1度の風の時代で2023年3月から世の中の動きが一気に変わっていくと話されていました。それとすべての備えは必要で暑くなったり、寒くなっても良いように備蓄は必要だそうです。これからの事、人ののびしろを褒める事、チームワークは慕われた力を結集する事など色々な話を教えて頂き、契約時より長く話をしていました。


上:乾燥しきっていないムクナ豆 左下:乾燥したムクナ豆(フロリダベルベットビーン)

いつどこでどんなタイミングでどのような事があるかわかりませんのでご縁はおもしろいです。IR(統合型リゾート)について誘致の話で全国でどこが立候補をしていてどの都道府県が議会で認証されていないのかもも聞けたので、この人は知らないだろうと思わず、聞きたい事は色々と聞いてみるのが良いと思いました。

ジャガイモとサツマイモ掘り

今年も幼稚園児600人ほどのジャガイモ掘りを行う事ができました。去年のジャガイモは1491個植えて育ちが悪く400個ぐらいしか出来ていませんでした。今年は、同じような失敗はしたくない、期待にどうしてもこたえたいと思い、じゃがいもを1285個、さつまいもは1000本以上植えました。それでもジャガイモは600個ほどでしたが、さつま芋はかなりの確率で育っていました。

今回は、ジャガイモだけでは少なかったのでサツマイモも採ってもらいました。じゃがいもは立派に育っていました。

さつま芋は、大きいのがあったり小さいのがあったりして畝によっては大きさが違うのです。何でこのような差があるのかはわかりませんので来年までに色々と調べてみようと思っています。

もしサツマイモもダメであれば菊芋も掘ってもらおうと思っていました。菊芋は1株あたりで大量に取れます。

しかも食べてみるとジャガイモとヤーコンの間ぐらいの食感で中にはしっとしたものもあり、とても食べやすくジャガイモと同じように料理に使えるみたいなのです。ポテトのようにしても美味しいのです。

しかも菊芋の主成分「イヌリン」は「天然のインスリン」といわれる水溶性の食物繊維で、糖質の吸収を抑える働きを持っているそうです。血圧の上昇を抑える作用がある「カリウム」も非常に多く含まれており、高血圧の予防にも役立つようですし、腸内環境にも良いみたいです。


2・3株でとてた菊芋

しかも土の中でも貯蔵ができるみたいです。菊芋とムクナ豆を粉末化して販売もしたいと思っていますので今は焙煎器・乾燥機・粉砕機を助成金で申請しています。

ムクナ豆は0度をきると霜が入り込み腐りやすいと聞いたので、日々の気温を見ながら実験のつもりでムクナ豆を畑に残しながら徐々に収穫しています。

今年は無事に収穫体験が終わりとても良かったです。

医療ケアが必要な重度の障がい者のグループホームを見学

大阪で重度のグループホームを探したのですが医療ケアが必要な方を受け入れていて、看護師が24時間対応している所が見つからないのです。兵庫県川西市でも重度のグループホームを運営している所に聞いたのですが、訪問看護もグループ会社で経営されている所でも24時間看護師が常駐して運営はしていないらくし、医療ケア対応で24時間看護師が常駐している所はないのです。

探してみると福岡県で医療ケア対応で24時間看護師常駐の重度のグループホームを運営している医療ケアRe’sela Holmesという会社があり、見学に行ってきました。


リセラさんのグループホーム

とても気になっているお風呂を見せて頂きますと、ミスト浴を導入されていました。前に大阪で見たタイプと同じでした。この施設でもミスト浴を導入される前に実際に使って見て色々と試された中でミスト浴が一番良かったらしく導入されたそうなのです。

お部屋も見学しましたが、区分5・6の重度の方や医療依存度の高い方が入居されているので呼吸器をつけている方・寝たきりの方・呼吸器をはずして食事される方・デイサービスに行かれている方など様々でした。

驚いたことが費用が一般的なグループホームと同じような料金設定なのです。それとこの会社の方針として「ご自身がお持ちの残存機能を最大限に引き出し持続する。ココロもカラダも元気になれるリハビリテーションをご提供」というのは、ご利用者に応じて、会社の方針でリハビリを行うので、訪問看護のプランに入っている入っていないは関係なく、会社負担であっても行う事もあるそうなのです。

この会社は他にも脳梗塞の方を対象に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、鍼灸師などで力を合わせて60日間改善リハビリなどを行い、リハビリにとても力を入れている会社なのです。

以前に脳内出血で左半身麻痺になりましたが独自のやり方でリハビリを行い、5か月後には運転もすることができ、足も手もなに不自由なく動くようになった堀尾さんを取材した時に堀尾さんは無償でされていたので、それを事業として行うにはどうしたら良いのかと思っていました。

リセラさんはないものは自分達で作れば良いという考えです。医療ケア対応の重度のグループホームをされる時には全国で調べると2件ほどはあったそうです。まずは施設を建てるのか借りるのか?建設会社はどうするのか?資金はどうするのか?銀行は?色んな事を3年ほど前から行いようやく理解をして頂いたそうなのです。

医療ケア対応の重度のグループホームをはじめてオープンした時は、必要とされているのですが、利用者の状況は思わぬ結果だったそうですが、ショートステイでの対応によりどんどん入居者希望が増えて、満床になっていったそうです。今では4棟目のオープン予定もあるのです。

ここでは書けない苦労や試行錯誤・アイデア・採用・教育など色々とお聞きできたのでとても勉強になりました。

お話を聞いている時に強度行動障害の方と関りのある方からお話を聞く機会を頂けました。体を叩かれたりする事もあったり、壁紙をはがすなど表現の仕方に特徴があるとの事でした。その方は強度行動障害の方を専門にしているわけではないみたいですが、そのような方が集まってくるそうです。

対応の仕方によって信頼感・安心感などで口コミで広がり、同じような悩みを持った方に頼りにされているんだと思いました。


福岡県の太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)でみた木